大企業はなぜイノベーションを起こせないのか

 大企業は構造的にイノベーションを生みにくい状況になっているようです。

 
大半の企業が直面する問題は、現構造に合う画期的イノベーションがほとんどないことだ。画期的イノベーションは多くの場合、成功のためにこれまでとは違う新たなビジネスモデルを必要とする。歯車が狂い始めるのはこの点だ。大半の企業は現行のビジネスモデルを遂行する構造となっているため、違うビジネスモデルを利用するイノベーションを進めるには企業内の構造変化が必要とされる。
 
最終的にイノベーションに成功できるかどうかは、必要とされる変化の規模と、その変化を推進できるリーダーの意志にかかっている。これが、ゼロックスやコダックが抱えていた問題だ。両社には、リソースも革新的な新テクノロジーを開発する先見の明もあった。足りなかったのは、こうしたテクノロジーを市場に投入するための適切なビジネスモデルを実行する意欲や能力だ。
 
私は企業イノベーションの実践者として、組織を変化させることの困難さを、身をもって経験している。これが簡単だと言う人は、実際の経験がない人だけだ。変化が必要なのは心構えだけではない。今や多くのリーダーやマネジャーがイノベーションの必要性を理解している。難しいのは、継続的にイノベーションを成功させるための正しい構造とプロセスを導入することだ。
 
これは21世紀の企業経営陣にとって最大の挑戦だ。企業のリーダーは、革新的な新ビジネスモデルの開発を支援するため、現在の組織構造を積極的に変えなければならない。これは「言うは易し行うは難し」だ。
 
(記事を一部引用しています)

 日本の大企業は、なかなか画期的なイノベーションの製品を作れていないと思うことがよくあります。なんか面白い製品がでてきたと思ったら、それはアメリカの企業だったり、台湾、中国の企業であることも多いですね。なぜ日本の企業では画期的なイノベーションが生まれないのでしょうか?

 記事によれば革新的な新テクノロジーを導入するには、既存の体制に問題があるのだそうです。記事によれば、大企業はこれまで何かしら成功しているわけで、その企業はそのこれまで販売してきた製品から利益を最大に得るために、それに適した体制になってしまっていると説明されています。なので新しい技術やイノベーション、ビジネスモデルを見つけて導入しようとしても、既存の製品の体制ではそれをうまく活用できないということのようですね。

 ニコンに関しても、これまではカメラと露光装置で利益を得てきたわけですが、今後は医療分野などに軸足を移そうとしています。そうすると、上記のようにせっかくの新しいテクノロジーを開発してもうまく成功できない可能性もあるわけですね。

 なのでその場合については、あくまで投資するだけにしておくとか、社内ベンチャー的な感じにして経営に関しての自由性を持たせるなど、様々な工夫が必要になるのかもしれませんね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181224-00024528-forbes-bus_all

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