ニコン 年間販売ランキングで初の1位なるか? コンデジ販売

 ニコンがコンデジ販売で年間1位になるかもしれません。

 
 18年1月1日~12月23日の累計で、メーカー別販売台数1位のニコンのシェアは31.6%。残り8日間で1.8%の差を守ることができれば、長年1位を獲得していた2位のキヤノンを抑え、トップに立つ。ジャンル別にIT・デジタル家電の年間販売数量No.1メーカーを表彰する「BCN AWARD」も、07年の「デジタルカメラ(レンズ交換型)」に続き、久々に受賞することになる。
 
 過去のデータを振り返ると、ニコンは、12年10月にシェア19.2%で初めて月間メーカー別販売台数1位に躍り出た。12年は年間では3位だったが、翌年以降は2位につけ、他社同様、高付加価値路線に舵を切りながら、縮小するコンパクトデジカメ市場で踏みとどまってきた。
 
・ニコンがコンパクトカメラの月間メーカー別シェア1位に浮上、過去3年間で初
・ニコン、グループ全体の構造改革を発表、デジカメは高付加価値製品に注力
 
 とはいえ、ここ数年、2割を超えるシェアの高さは、必要十分なスペックと信頼性、ブランド力がありながら安価という価格の強みによるところが大きい。18年に最も売れた「COOLPIX A100」は発売から1年以上経った機種で、今なら税込1万以下で手に入る。
 
(記事を一部引用しています)

 ニコンがコンデジ販売で初の1位になるかもしれないようですが、必ずしも楽観的なものではないように思えます。

 記事にもありますが、ニコンは低価格で選択されてきたということのようです。ニコンのコンデジに関してはニコンが中国工場から撤退したことで、新製品を投入できない状況が続いていたということが考えられます。今販売しているコンデジは、中国工場で生産していたものの在庫を販売しているか、中国以外の国のメーカに製造を依頼したものが販売されているものと推測します。

 新製品を投入できなければ価格は下がるのは当たり前で、それだけ利益率が少なくなっているということが想像できますね。つまり、今は人気があるから、高性能だからというわけではなく、どちらかというと低価格なことが大きな購買理由になっていると想像できます。なので、いくらシェアで1位を獲得しても、そこから得られる利益はかなり少ない可能性があるので、うかうかしていられません。

 さらにニコンはネオイチを除いて高級コンデジを発売していません。他社は1インチセンサーのコンデジなどを発売しており、量より質、量より利益率重視の方向に転換しています。ニコンもそちらの方向に手を伸ばさないといけないはずですが、Nikon Zの販売にリソースを消費してしまい、他のカメラの研究開発が追いついていないように思えます。

 このランキング1位は、結果的にコンデジの領域にに手を出すことができなかったので手つかずになってしまい、その結果製品価格が下落し、そのため購入者が増えシェアが伸びたという、実は良いニュースではなく悪いニュースである可能性もあります。

 ですが逆に、ほとんど性能向上が見られないだろう廉価コンデジに関しては、へんに高性能を追求しなくても、今の性能で安価に販売したほうが実は売れるという知見を得たということも考えられる可能性もあります。

 このことがプラスになるのかマイナスとなるのか、将来的に注意深くみていく必要がありそうですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181228-00098900-bcn-sci

One Comment

  1. 今のコンデジは、お年寄り、子供、スマホに興味を感じない人等々、色々とユーザー層は考えられますが、結局は薄利多売でしか無いかと思います。

    最もサポートにコストが掛かるユーザーセグメントもこの領域でしょうか?

    早めに逃げ出したメーカーはクレバーなんじゃないですかね。どうでしょう。
    最後まで居座って全部取りも良いのかな。

    マーケットは素人なので、何方か教えてください。

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