カメラメーカ各社 カメラ以外の市場開拓必死 カメラ市場は斜陽?

カメラメーカ各社 カメラ以外の市場開拓必死 カメラ市場は斜陽?

 カメラメーカの脱カメラ化が進んでいます。

 
 カメラ映像機器工業会によると、デジカメの出荷台数は10年の1億2146万台から17年は2497万台にまで減少した。ただ、ミラーレスの比率は増え、日本での出荷台数はすでに一眼レフを逆転。ミラーレスという伸びる市場が主戦場になりつつある。
 
 とはいえ、ミラーレスの成長がどこまで持続するかは読めない部分がある。「今は一眼レフからの買い替えが起きているだけ」(業界関係者)。トリプルカメラなどスマートフォンのカメラ機能が発展するのに伴い、ミラーレスもやがてピークを迎える。
 
 もはや、デジカメ市場が上昇しないことは経営の前提となる。そこで各社が成長戦略として目を付けるのが、IoT(モノのインターネット)時代を見据えた産業用カメラ。ネットワークカメラでは競技場などの監視用だけでなく、人の動きの変化を時系列で把握できるため、マーケティング用途にも需要の伸びが期待される。
 
 車載用カメラや医療も有望分野だ。リコーは小型ステレオカメラをデンソーと共同開発。山下良則社長は「デジカメ市場で鍛えた技術が、車載でも生きている」と強調する。
 
 IoTが本格的に普及すれば情報を画像として取り込むカメラの役割はさらに高まる。IoT時代を見据えた布石を打つ企業もすでにある。
 
 キヤノンはイスラエルの映像解析を得意とするブリーフカムを買収。御手洗冨士夫会長兼最高経営責任者は「今後もソフト技術に優れた会社の買収は選択肢だ」と話す。ニコンも自動運転の重要パーツであるレーザーレーダー「LiDAR(ライダー)」を手がける米ベロダイン・ライダーに出資。リコーはルクセンブルクの車載センサー大手IEEと連携し、車内センシング用の小型ステレオカメラを開発した。
 
(記事を一部引用しています)

 すっかりインフルエンザで体調を崩していましたが、ようやく復活してきました。今後ともよろしくお願いいたします。

 ご存じの通り、カメラメーカは苦境に立たされています。その原因はスマホです。最初は廉価コンデジがスマホに置き換わる程度だと考えていましたが、その後のデジタル技術の発達などで高級コンデジや、エントリークラスの一眼レフと置き換わってしまうぐらいのことになってしまっています。

 このようなことは過去にもありました。例えば年賀状がメールに置き換わったり、自宅で印刷できるようになって印刷屋さんが廃業したり、スマホがあれば簡易なICレコーダーが必要なくなり、腕時計も必要がないというような状態になっています。音楽プレイヤーもスマホで代替できますし、あらゆるものがスマホに集中していますね。

 カメラメーカも同様の道を歩んでいるようで、今はカメラ以外の様々な市場について検討をしているようです。多くのメーカが光学技術を活かして医療分野に参入しようとしていることが、その他の分野でも起き始めているわけですね。

 記事によればキヤノンは自動運転技術に関するデバイスに投資をしようとしているようです。カメラメーカは以前より画像認識技術に関するノウハウを持っていますから、この分野では親和性が高そうですね。ただ、AIを利用した画像認識技術は、従来の認識技術を凌駕していると言われていますのでカメラメーカといえどもうかうかしていられない状況ではありそうです。

 その他にも監視カメラなどの防犯、画像診断による医療など、様々な可能性がある分野ですが、光学技術を活かすことが重要になると思いますので、どの分野に投資をするのか難しいところではありますね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00010004-newswitch-ind

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