デジタル家電は堅調 唯一デジカメが前年比マイナス20%の衝撃

デジタル家電は堅調 唯一デジカメが前年比マイナス20%の衝撃

 デジカメだけ一人負けの状態です。

 デジタル機器の2018年の国内出荷台数は、デジタルカメラが前年比2割近く減少した。薄型テレビとパソコンは増加に転じたが、出荷の規模は一時期と比べ低水準にとどまる。一方、エアコンなど白物家電は生活様式の変化を背景に好調な売れ行きが続き、明暗が分かれている。
 
 「若い人はスマートフォンの画像で満足している。(デジカメの販売減は)どこかで底打ちすると思うが、だいぶ先の話だ」。キヤノンの田中稔三副社長の表情はさえない。カシオ計算機は18年、デジカメ事業から撤退した。
 
 カメラ映像機器工業会の集計では、18年のデジカメ出荷台数は19.2%減の284万台だった。
 
(記事を一部引用しています)

 カメラだけがマイナス20%も出荷台数が減少しています。

 洗濯機や冷蔵庫という生活必需家電が1%付近ということで、本来はこの程度の出荷台数増が平均的なところとなるのだと思われます。

 薄型テレビについては、ちょうど地上のアナログ波が停止したのが2011年ですので、その頃に液晶テレビに買い換えた人が多いと思いますが、それから8年ほど経過したり、4k放送の始まりなどを受け買い替え需要が喚起されていると想像できますね。

 顕著なのはエアコンで、ここ数年の温暖化による猛暑からエアコンが故障したり、追加で購入するなどしている人が多いらしく前年比8%も販売台数が増加しています。

 そして特に落ち込みが顕著なのは一目瞭然ですがデジカメですね。もうすっかりスマホが多くの人の手に渡っていると考えられる状況で、さらに前年比-20%ということで、カメラを購入する人がコンデジだけでなく全体的に落ち込んでいるということが想像できそうですね。

 理由としては、カメラが成熟して、画像もかなりよくなり、新しくカメラを購入する必要がないのではないか?ということが考えられます。フルサイズのミラーレス化というのは確かに魅力的で、購入する人も多いと思いますが、価格が高いのでどうしても市場が小さく、そこで頑張っても台数ベースでは数値を伸ばすことは難しいのでしょうね。

 かといって廉価ミラーレスや一眼レフも、画質は必要十分まで熟成されていて、わざわざ買い換える必要がないと思うところまで来ています。何らかのかなりの革新的な新技術が搭載されない限り、カメラを買い換えようという人は少ないのではないのかな?と思います。

 ただし、この比較は販売台数ベースですので、フルサイズミラーレスなどにシフトしている状況を考えると、金額ベースではもう少しマシな状況になっているとは思いますが、それでも台数ベースで減っているというのは心配なところですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000138-kyodonews-bus_all

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