ソニー カメラ市場縮小に危機感 カメラ業界全体の発展を目指す

 ソニーは業界全体の発展を考えているようです。

フルサイズミラーレスが絶好調のソニーですが、長田氏からは「フルサイズ市場はもっと盛り上がってほしい」と意外な言葉が出ました。一眼レフからミラーレスへのシフトは想定通りに進んでいるものの、一般層に対しては「フルサイズミラーレスで新しい時代が来たことがあまり伝わっておらず、カメラが欲しいと思わせるまでは至っていない」といいます。
 
ソニーとしては、まだミラーレスを持っていない人や、日ごろスマートフォンのカメラで撮影を楽しんでいる人に、カメラを持つことで得られる楽しさを体験できるようにしたい、という思いがあるそう。それが「α6400」の発表につながったといいます。
 
「単純に画や色がきれいで、画像の加工技術が備わっていればよいなら、スマートフォンのカメラでいい。それに対し、AFのスピードやレンズの描写性能の高さが実感でき、ボケの表現を最大限に生かせることが、カメラを楽しんでもらうための源泉」だと長田氏は考えます。実際、α6400は「(最上位モデルの)α9のAF性能の技術を全部入れてしまいました」(長田氏)と、大盤振る舞いであることを明かします。
 
APS-Cセンサーを搭載しているα6400は、製品の位置づけ的にはフルサイズミラーレスよりも下。しかし、「ソニーは機能でカメラを階層化するのが下手」と長田氏は笑います。それもあり、後発で登場したα6400に上位モデルに匹敵する最新技術を詰め込んだと話します。
 
「α6400の登場で、α6500が売れなくなるのでは……と心配する声もあった」と長田氏。しかし、現時点で持てる最新技術を最新モデルにすべてつぎ込むことで、他社に対しての優位性にもつながるとしてGOを出したそうです。
 
こうした最新技術の投入による高性能をアピールするソニーですが、もう一つ重要な点として長田氏が挙げたのが「カメラ市場の拡大」です。
 
ソニーはミラーレスで首位、フルサイズセンサー搭載カメラでも「二十数カ国においてトップシェア」(長田氏)と優位な状況に立っていますが、「この先はマーケットを広げることに貢献しないと、業界が小さくなってしまう」と長田氏は危機感を示します。
 
スマートフォンによってコンパクトデジカメ市場は縮小しましたが、「スマートフォンユーザーの1%でもカメラを使ってみたいと思えば、市場規模は倍になる」と長田氏。これらのユーザーに対し、いかにカメラへのステップアップを促すか、そうしたマーケット拡大の方策を「最近はずっと考えている」と語ります。そこで、ソニーのスマートフォンであるXperiaチームとも連携して取り組んでいく考えを示しました。
 
また、ソニーは他社との競争によって自社のシェアを高めるだけでなく、カメラの楽しさやメリットをアピールし、カメラ業界全体の発展や市場の拡大を目指したい、という考えを持っているそうです。
 
今後の新製品については、「αの新モデルは新次元を実感できるカメラにする。交換レンズは、一般的に使われるものはだいたいそろったので、これまでとは違うとがった路線にも挑戦したい。どちらも楽しみにしてほしい」と語ります。
 
(記事を一部引用しています)

 ソニーはフルサイズ市場で先頭を走っていますが、カメラ市場の拡大も同時に考えているようです。

 スマホが登場するまでは、ガラケの写メも画質が悪く、カメラといえばコンパクトデジタルカメラという感じでした。コンデジにも高級コンデジがありましたが、だいたい1/1.7インチぐらいまでが主流でしたね。それに加えファミリー向けに廉価APS-C一眼レフが販売されているような状況でした。

 ところがスマホが登場し、様々な演算を高速に行えるようになり、スマホカメラの画像も非常に向上し、廉価コンデジと同じような画質を維持できるようになってきました。当時は安いコンデジでも3万円ぐらいしましたから、その機能がスマホに内蔵されていると考えると、スマホがいかにコスパが高い商品かわかります。

 というわけでカメラ市場はコンデジの縮小とともに大きく縮小してしまいました。

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 ですが、スマホはみんなが所有しているわけで、逆に言うとカメラの所有率はかなり高くなっていると考えられます。スマホ、ガラケを所有している成人はほぼ100%になるでしょうから、カメラの所有率も100%近い数値になるわけですね。ということは簡単に撮影できる環境が整っているわけで、彼らがそれを通じて撮影の楽しさに気がつき、いいカメラがほしいと思わせることができれば、高級なカメラを購入してくれる可能性も高まると考えることができるわけですね。

 スマホカメラで満足してしまうのは、基本的に撮影目的が人に見せるシェア目的だからではないかと思います。今これを食べてますとか、こんなことをしてますであれば、記録目的の撮影でも十分になるわけですよね。スマホで満足できなくなると一眼レフやミラーレスなどのカメラがほしくなるわけです。

 というわけで、スマホで満足できない人を増やすために、ミラーレスで撮影した写真とスマホで撮影した写真の違いをアピールしたり、スマホで満足できている人にも利用してもらえるよう、カメラにMVNOのデータ用SIMを搭載できて撮影した画像をすぐにSNSに投稿できるカメラなどを発売するといいのかな?と思いました。

 ソニーはスマホからカメラまで製造しているメーカですので、様々な技術を集めてそのような技術革新を起こしてくれるかもしれませんね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190304-00000008-mynavin-sci

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