ファーウェイ スマホに4眼カメラ搭載 換算600mmでコンデジ不要に?

 コンデジのメリットもなくなってしまうかもしれません。

上位モデルの「HUAWEI P30 Pro」は、本体背面に3個のカメラと1個の深度測定カメラの合計4眼カメラを搭載。3個のカメラは超広角、広角、望遠のレンズを備えており、幅広い焦点距離の撮影に対応できる。
 
特筆すべきは暗所や望遠の撮影性能だ。暗所で重要なISO感度は、前モデルの102400から4倍相当となる409600に引き上げた。望遠は35mm換算で125mmのレンズにデジタル処理を組み合わせることで、10倍までのハイブリッドズームと50倍までのデジタルズームに対応した。
 
アップルやサムスンの最新スマホと比べて、星空や月の撮影で特に大きな違いがでるとして、実機で撮影したという写真も公開された。他機種では真っ暗にしか撮れない夜空でも、P30 Proなら星空を鮮やかに撮れるという作例や、模様まではっきりと分かる大きな月の写真は圧巻だ。
 
ファーウェイのカメラが進化を続ける背景には、世界初をうたう「RYYB」方式のイメージセンサや、5倍ズームをスマホに収めるペリスコープ構造など、多岐に渡る最新技術を開発・保有していることがある。その技術開発の中で重要な要素となっているのが、各種の処理装置や通信モデムを統合するチップセット(SoC)の進化だ。
 
たとえば普通のデジカメなら、50倍のデジタルズームは確実に手ぶれしてしまう。ISO感度を40万に高めてもノイズだらけになるだろう。そこで最近のスマホは、連写した複数枚の写真を合成することで手ぶれやノイズを除去し、画質を高めている。
 
(記事を一部引用しています)

 ファーウェイがかなり攻めたカメラの機能を最新スマホに搭載しているようですね。ついに写真撮影のために4つのカメラを搭載するスマホが発表されたようです。

 この記事をみると35mm換算で600mmぐらいの撮影がスマホで撮影できるようです。記事にはこのような直接的な記述はありませんが、記事の内容から類推するとそのような可能性があるようです。少し考えてみます。

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 まず、このスマホには超広角、広角、望遠のレンズと、深度を計測するレンズの4つのレンズ(カメラ)が搭載されていると記事にあります。深度を計測するカメラというのは、スマホから被写体までの距離を計測するためのカメラで、恐らく背景ぼけなどを作るために利用されていると考えられますね。

 そして、記事には35mm換算で125mmのレンズに、デジタル処理を組み合わせることで、10倍までのハイブリッドズームと、50倍までのデジタルズームに対応したとあります。

 この記事の内容から、まずは望遠レンズは35mm換算で125mmの焦点距離のレンズであるということがわかりました。そして望遠レンズは10倍ということで、超広角レンズは、恐らく35mm換算で12mmの超広角レンズが搭載されているだろうことがわかります。これで、ハイブリッドズームに関しては35mm換算で12-125mmの高倍率ズームが搭載されているらしいということがわかりますね。

 さらにデジタルズームでは50倍ということですので、12.5mm×50で、約600mmほどのデジタルズームにも対応しているということのようです。

 スマホのような小さな筐体で換算600mmまでのズームということですが、どのようにしてこれを実現しているのでしょうか?

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 記事にはハイブリッドズームとありますが、まさに単焦点ズームとデジタルズームを組み合わせたハイブリッドなズーム機能を利用して実現しています。

 まずは超広角レンズで表示します、そしてそこからズームをしていくわけですが、次の広角レンズの画角になるまでは超広角レンズで撮影したものをデジタルズームで拡大してズームしていきます。広角レンズの画角になったら広角レンズに切り替えて撮影を続けます。そして同じように望遠ズームの画角になるまで広角レンズをデジタルズームで拡大していくという具合に実現しています。

 さらに望遠レンズからはデジタルズームだけになり、換算で600mmほどの撮影を可能としているようですね。

 ただし、換算600mmのデジタルズームですと手ぶれも大きくなりますし、画質も悪くなります。そのため連続して撮影をし、デジタル的に合成して画質を向上させたり、手ぶれのない画像だけを切り取ったりして対応しているようですね。

 カメラであれば、単にズームレンズをつければいいじゃんで済んでしまうことですが、スマホだとサイズの制限があるのでどうしてもそのようなわけにはいきません。そのために様々な難しい手法でズームレンズの代替になる技術を作り出しているわけですが、まさに必要は発明の母という感じでおもしろいですね。

 ですが、これでコンデジの利点だった光学ズームがあるというメリットが、性能しだいによってはかなりスポイルされてしまう可能性もあるので、そのあたりが心配かもしれませんね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。



(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190328-00010006-mynavin-sci&p=1