シャープ マイクロフォーサーズ規格に参画へ なぜ参画するのか?

シャープ マイクロフォーサーズ規格に参画へ なぜ参画するのか?

 シャープが正式にマイクロフォーサーズ規格に参加するようです。

 
オリンパス株式会社は4月3日、パナソニック株式会社とともに共同で発表(2008年)したマイクロフォーサーズ規格に、新たにシャープ株式会社が賛同したと発表した。
 
今後はマイクロフォーサーズ規格の製品にシャープ株式会社の製品が加わることになる。具体的な製品については現時点では明らかではないが、シャープ株式会社の加入説明で「8Kの映像技術を牽引し、製品開発に取り組んでいる」との紹介がなされている。
 
(記事を一部引用しています)

 シャープがマイクロフォーサーズ規格に参加することが正式に決まったようです。これでシャープからマイクロフォーサーズ規格のカメラやビデオが発売される可能性が高くなりました。

 マイクロフォーサーズには、オリンパス、パナソニック、シグマ、タムロンなども参加しているわけですが、オリンパスやパナソニックという企業があるなかで勝算はあるのでしょうか?

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 実はシャープは4kテレビや4kビデオで他社に出遅れており、このまま4k市場へ参入してもシェアはそれほど望めないと考えているようです。なので4kを飛び越して8k市場を見越して活動しています。逆に、パナソニックは民生用は4kで十分で、8kに移行する人は少ないのではないか?と考えているようですね。

 そのためシャープは8kに力を入れており、世界初の8kチューナ搭載テレビや、8kテレビなどを、主に極東アジアや東南アジアで発売をしています。

 ですが、8kともなると今はソースがありませんし、さすがに8kとなるとネット配信もかなり難しくなると思います。4k解像度に必要な通信速度は40Mbpsぐらいですから、8kだと計算上は160Mbpsぐらいになるのではないでしょうか?そのぐらいの通信帯域が必要になると、たぶんインターネット配信では難しいと思います。

 そうなると8k放送や、自前の8kソースが必要になります。そこでシャープは恐らく、8kビデオや8kビデオが録画できるカメラを発売することで、8k市場の活性化を狙ってマイクロフォーサーズ規格に参加しようとしていると考えることができそうです。

 自前でカメラを作ればいいのでは?とも思いますが、マイクロフォーサーズ規格はすでに成功している規格ですので、カメラマウントや制御に関する技術を自社で開発することなく利用できるということと、シャープが8k録画可能なカメラを開発すれば、他のマイクロフォーサーズに参加しているメーカも競争のため8k録画対応のカメラを発売する可能性も高まるので、それはそれで8k市場で主導権を握りたいシャープにとっては願ったり叶ったりということになるのだと思いますね。

 このように将来の主導権争いの一つとしてマイクロフォーサーズ規格に参加したのだと思いますが、本当に8k市場が大きな市場になるのかどうか興味のあるところですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。



(記事元)https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1177989.html

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