レンズ交換式カメラ 前年比30%減 カメラ市場このまま縮小か?

レンズ交換式カメラ 前年比30%減 カメラ市場このまま縮小か?

 フルサイズミラーレス発売も市場はどんどん縮小しているようです。


 
(記事を一部引用しています。画像クリックで拡大します)

 カメラメーカなどで構成される社団法人CIPAが2019年4月のレンズ交換式カメラの出荷数量月刊推移を公表しました。それによると、2019年のレンズ交換式カメラの出荷数量は、前年を割り込み前年比で約30%ほど減少しているような計算になっています。

 グラフわみると2018年の前半は2017年度と同じように推移していますが、2018年の後半になると前年比マイナス10%ぐらいで推移するようになり、さらに2019年になると前年比で得にはマイナス35%も減少している月があるなど、レンズ交換式カメラ市場がかなり小さくなってきていることがわかりますね。今年はフルサイズミラーレスも各社から発売されて、市場は賑わっている印象がありますが、なぜこのような結果になっているのでしょうか?

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 確かにフルサイズミラーレスが販売され、市場を喚起しているように思えますが、やはりフルサイズカメラは価格が高いですのでレンズ交換式カメラの台数シェアとしては、さほど影響力が大きくないということが言えると思います。ミラーレスのシェアランキングでも、APS-Cミラーレスやマイクロフォーサーズが上位にランクインしているように、台数ベースではやはり安価なカメラのほうがよく売れているということが言えそうですね。

 そして、カメラ全体に対して言えることですが、今のカメラは写真を撮影するという本来の機能に関して言えば、ほぼ完成の域に近づいていて、少し昔のカメラを所有していても、わざわざ買換えしなくていもいいぐらいの性能を備えていることが多いです。そうなると、確かに少しずつ機能が進化して、細部の機能も改善しているのですが、画質に特段の影響がなければ別に今のカメラのままでいいという人が多くなるのもわかります。結局は、買い換える目的が、カメラが壊れたからという人が多くなり、買い替え需要が低迷していることも原因の一つと言えそうですね。

 ただ台数ベースが落ち込んでいるからといって、必ずしもカメラメーカが困窮するような状況にはならないかもしれません。それはなぜでしょうか?

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 台数ベースでは確かに前年割れしているわけですが、フルサイズミラーレスは利益率が高いため、利益率ベースではひょっとしたら前年程度の利益を得られている可能性があります。もちろん発表された数値ではないのであくまで可能性です。

 それでもミラーレスもある程度完成されつつあるので、今後の買い替え需要を喚起し続けることができるかどうかは不透明です。カメラ業界はかなり厳しい状況にあると言えるのかもしれないですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)http://www.cipa.jp/stats/dc_j.html



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