ニコン 「デジカメ市場縮小は想定以上 映像解析市場は拡大する」

ニコン 「デジカメ市場縮小は想定以上 映像解析市場は拡大する」

撮影した情報を処理する市場は拡大を見込む

デジタルカメラ市場の縮小が想定以上の速さで進んでいる。間接材などの調達や販売チャネルの見直しを通じて映像事業の収益性を高め、環境変化への対応力を強める
 
ニコンの馬立稔和社長は3カ年の中期経営計画で180億円のコスト削減を掲げ、そのうち半分ほどが調達関連になると想定する。一方で「撮影した情報を処理する映像システムは市場が拡大する」と話す。自動運転車のセンサー向けなどの製品開発を急ぐ。
 
(記事を一部引用しています)

 ニコンはデジカメ市場の縮小は想定以上としています。もう何年も前から「縮小は想定以上」という言葉が使われていますが、いま現在も想定以上に縮小しているとニコンは認識しているということのようですね。

 海外の記事などでは、固定式カメラの市場はかなり縮小しているが、交換レンズ式は底堅くて、縮小はすでにとどまっていると評価しているものもありましたが、ニコンでは異なる認識のようですね。やはり、スマホの影響はかなり大きかったですね。

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 そんな訳でカメラメーカは様々な市場に進出しようとしています。ニコンやキヤノンは映像技術を活かして医療分野へ参入しようとしています。確かに映像技術というか映像解析技術はカメラメーカの得意とするところかもしれません。

 例えば顔検出のオートフォーカスなどは今は当たり前ですし、さらに勧めて人物の瞳を判断することも可能となっています。また被写体の色などから判別してフォーカスを追う3Dトラッキングのような技術もありました。AIを応用すれば、より正確な被写体の追従なども可能になると思われますね。そのためカメラメーカもAI関連技術への投資については積極的なようです。

 ただAI技術に関しては特に先進的なものになると、それを取り扱うことのできるエンジニアがかなり少ないらしく先進企業では人材の奪い合いみたいなことになっているようです。日本企業はこの分野では遅れていると言われており、今からの社内育成も厳しいでしょうし、海外の人材も少ないしということになると、ニコンのように海外企業に出資したり、M&Aしたりして技術を手に入れるようなことをしなくてはいけない状況になっていると思われますね。

 カメラ市場が縮小し、カメラメーカがどうなってしまうのか心配なところです。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://www.nikkei.com/article/DGKKZO46380350Q9A620C1TJ2000/

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