デジカメ市場さらに縮小 キヤノン イメージング事業 利益56%減少

デジカメ市場さらに縮小 キヤノン イメージング事業 利益56%減少

 主力のオフィス事業(複合機・業務用プリンタ)では、売上高が4138億円(同3.9%減)、営業利益が403億円(同15.4%減)と比較的少ない減益率にとどめたが、イメージングシステム事業(カメラ・家庭用プリンタ)で営業利益が同56.8%減(101億円)、産業機器などの事業で75.1%減(26億円)と大幅に減少した。

 これらの状況を受け、2019年通期(12月まで)の見通しを下方修正した。前回の見通しでは、売上高3兆7450億円、営業利益2150億円を見込んでいたが、今回の見通しでは売上高3兆6250億円、営業利益1880億円に引き下げた。同社の通期見通し引き下げは、第1四半期から連続で今年3回目。

 同社がイメージングシステム事業で扱うカメラについては、「レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの拡販に努めたが、エントリー市場の縮小の影響を受けて、全体の販売数は前年同期を下回った」(同社)という。同期のレンズ交換式デジタルカメラの販売台数は、前年同期比7%減の98万台。

 ミラーレスカメラについては「重点的にリソースを配分」した結果、「前年下期に投入したフルサイズの新製品や、普及機が堅調に数量を伸ばした」としている。

 第4四半期には、「拡販のための追加の販売投資を行う」という。

(記事を一部引用しています)

対前年マイナス56.8%の衝撃

キヤノンが2019年7月~9月期の連結決算を発表しました。具体的には上記の画像のような発表内容になっているわけですが、そのうちイメージングシステム事業が売上高はマイナス13.9%だったにもかかわらず、営業利益はマイナス56.8%と、前年同期の50%以上も減少しているということで、ちょっとした衝撃が海外のカメラ関係サイトでも紹介されています。

キヤノンによれば特にエントリー市場の縮小が激しいようで、そのため全体の販売数が減少し、レンズ交換式カメラの販売台数は前年同期でマイナス7%となっているようです。一方で、ミラーレスカメラについては、フルサイズの新製品と普及期が堅調に数量を伸ばしたとしています。

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一眼レフ市場の縮小が著しい?

記事によればミラーレスカメラは堅調だとしています。ですが、レンズ交換式カメラの販売はマイナス7%ということのようですね。ということはレンズ交換式カメラのなかでは一眼レフ市場はかなり縮小していることになります。この記事が正しければミラーレスが前年同期比で台数が変わらないのであれば、一眼レフ市場だけで約1割りも市場が縮小したことになります。これは一眼レフ市場においては、かなりの市場縮小の波がやってきていると考えることができそうですね。

そして、この記事だけではカメラ事業だけでマイナス56.8%になったのかは明らかになっていません。イメージングシステム事業は、デジカメ、オフィス向け複合機、インクジェットプリンターなどを取り扱っており、その他の機器による可能性も考えられます。

今後のミラーレスカメラの販売についてですが、今後、「拡販のための追加の販売投資を行う」としています。これは宣伝の強化やキャッシュバックキャンペーンなどの導入が考えられます。そのため、年末年始に向けて大々的なキャッシュバックキャンペーンなどが実施される可能性が高そうです。購入を検討している人は、少し様子を見た法外以下もしれませんね。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000084-zdn_n-sci

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