市場縮小で破綻したポラロイド社 ニコン、キヤノンは同じ過ちを繰り返す??

NikkeiStyleがインスタントカメラのポラロイドに関係する記事を紹介しています。

経営学者クリステンセンが指摘した「イノベーションのジレンマ」の典型例と言えます。当時のポラロイドにとってデジタル市場は「まだ存在しない市場」でした。市場規模はどれくらいか、成長率はどれくらい見込めるのかといった「市場の魅力度」を測る手がかりがない。他方、これまで自らが育ててきたインスタントカメラ市場は市場規模も成長率も過去のデータを基に算出し、安心材料とすることができる。そんな中で、イノベーティブな新市場の可能性には気づいていたけれど、踏み込むべきタイミングでジレンマに陥り、意思決定を間違えてしまったわけです。

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200117-00010002-nikkeisty-bus_all&p=3

[itemlink post_id=”4226″]

新しい市場へ参入することの難しさ

インスタントカメラで一世風靡したポラロイドですが、2000年代のデジタル化への移行で市場が縮小し、2001年の10月に経営破綻していました。そのポラロイドはデジタル化に乗り遅れたため破綻したと言われていますが、実際には別の要因があったようです。

記事によればポラロイドはデジタル化についても研究開発していたようですが、その製品を市場に投入する時期を見誤り結局は破綻してしまったようですね。その理由として、新しい市場は市場の規模や成長率を正確に判断することが難しいので、どうしても新しい市場に参入するには抵抗感が強くなってしまうということのようです。

そんなポラロイドとインスタントカメラですが、今は富士フイルムのインスタントカメラであるチェキが世界的に流行して爆発的に売れています。なんとも皮肉な話ですね。

ニコン、キヤノンは同じ失敗を繰り返した?

ミラーレスに先鞭をつけたのはソニーでAPS-CミラーレスであるNEXを発売して市場に参入しました。その後も挑戦を繰り返し、フルサイズミラーレスを投入して開発をし続けることで、今ではトップシェアのカメラメーカになりつつあります。

ニコンやキヤノンも1インチミラーレスやAPS-Cミラーレスを投入していましたが、フルサイズセンサーに関しては一眼レフとの共食いを避けるためにフルサイズミラーレスの投入する時期を探っていたと見られています。ですが、市場への参入は遅すぎて、ソニー1強の時代になりつつあることは皆さんもご存じの通りだと思いますね。

ソニーはこれまでも実際に売れるかどうかわからないけれども、革新的な製品を様々、投入しています。例えばAPS-Cミラーレスも挑戦でしたでしょうし、フルサイズミラーレスに関しても挑戦だったと思います。さらにレンズスタイルカメラや1インチコンデジのRX100シリーズ、アクションカメラに似たRX0なども挑戦的な商品ですよね。

このように売れるか売れないかはわからないけども、もし売れたときには巨額のリターンがあるわけですので、リスクを恐れずイノベーティブな商品を提供し続け市場を開拓していくというのが望ましい姿なのではないのかな?と思いますね。もちろんソニーのような資本力のある企業だからできることなのかもしれません。しかし、今は余力のあるうちにニコンもキヤノンも新しい市場を開拓するような製品を定期的に投入し、探っていくことがポラロイドの二の舞にならないために必要なのかな?と思いますね。

お知らせツイートしています

新着記事のお知らせツイートをしています。フォローしていただけると嬉しいです。
(Twitterページ)https://twitter.com/Nikon1Blog

[itemlink post_id=”4226″]