デジカメ買い換え年数は6年以上に 技術進化の停滞でカメラ業界正念場か

 

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20200506-00176449/

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デジカメ買い換え年数は伸びる一方?

不破雷蔵さんが、デジカメの買い換え年数について報告しています。記事では詳細な解説とともに、買い換え理由などのグラフも紹介されています。とても詳細で興味深い記事です。全文は記事元リンクからご覧ください。

記事ではデジカメの買い換え年数、買い換え理由などが紹介されています。上記のグラフはそのうちのデジカメ買い換え年数のグラフを引用したものです。グラフをみると、年ごとに買い換え年数がどんどん増えていて、2017年あたりをピークに少し減少傾向になっている様子がわかりますね。

記事では、このここ数年の買い換え年数の減少傾向については統計の母数が少ないため誤差である可能性があるとしています。なので誤差だとしたら、今でも買い換え年数はかなり高いままになっている可能性も考えられるということが言えるのかもしれません。

ですが、この買い換え年数が減少している期間はニコンやキヤノンのフルサイズミラーレスが発売された時期と重なります。そしてキヤノンがAPS-Cミラーレスである人気機種のEOS Kiss Mなどを発売した時期と重なります。そのため、一眼レフからミラーレスへの買い換えが促された結果、買い換え年数が一時的に短くなったと考えることもできそうです。

機能向上が難しくなったデジカメ

記事元リンクのデジカメ買い換え理由をみると、買い換えした理由のうち、約50%が上位製品への移行(恐らく新機種への買い換え)で、30%~40%が故障のための買い換えとなっているようです。つまり、全体の30~40%ぐらいは今のカメラに満足していたけれども、故障したので仕方なく購入したという人のようですね。上位製品への移行というのは、現在のカメラが技術的に見劣りしてきたので、そろそろ新製品を購入しようですとか、APS-Cからフルサイズに移行したい、一眼レフからミラーレスに移行したいという人のことだと思いますが、その人が約50%という状況のようです。

そういう買い換え理由なのにも関わらず、平均買い換え年数がここ数年では約6年以上になっていますので、買い換えの動機になるような機能向上が、なかなかできなくなっているのが特徴となっているようにも思えます。

例えば、今は普通にスナップ撮影をしたり、旅行時に撮影したりするぶんには、ほとんどどのカメラでも普通に満足する撮影ができてしまいます。瞳AFやボディ内手振れ補正の搭載、高感度耐性の若干の向上ということ使用性における機能向上はあるかもしれません。ですが、それらがなくても普通に撮影はできますし、画質的には少し前から大幅に進化しているわけではないので、別にいまのカメラで特別に困ったり、新しいカメラを購入すると劇的に便利になるということもなく、わざわざ高いお金を出してまで新製品に買い換える理由が少なくなっているのが実情だと思われます。そのため年々、買い換え年数が延びてしまっているのだと思われますね。

カメラ業界は、フィルム時代から始まって、オートフォーカスの採用、CCDによるデジタル化、CMOSセンサーの採用、高画素化、ミラーレス化という大きなイノベーションがあって、そのつど新しい技術を投入して買い換え需要を促してきたわけですが、いよいよいま現在は技術進化が滞っている状況で、買い換えする理由が少なくなってしまっているのかな?と思います。

そしていま現在の最後のイノベーションはフルサイズセンサーカメラのミラーレス化と、フルサイズミラーレス用のネイティブレンズの発売ですよね。Nikon ZシリーズやEOS Rシリーズの発売です。そのおかげで一時的にカメラメーカにとって経営的にプラスになるかもしれません。ですが、一眼レフからミラーレスへの買い換え需要が一巡してしまえば、やはり今のフルサイズミラーレスもかなりの高性能で満足できるレベルになってしまっていますので、また同じように長期間替え買えずに利用し続けるという状況が続く可能性が高そうです。

ここで新しいイノベーションがあればさらなるカメラ市場の活性化になると思うのですが、そのようなイノベーションが簡単にみつかるわけもなく、今は非常に厳しい状況になってしまっていると考えることができますね。

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