映像事業譲渡のオリンパス 今後のカメラ、レンズ製品について告知

今後のオリンパス映像製品の販売・サポートサービスについて

2020年6月26日

平素はオリンパス製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
このたびオリンパス株式会社は当社が運営する映像事業の、日本産業パートナーズ株式会社が設立する新会社への譲渡に関する意向確認書の締結について発表いたしました。
映像事業譲渡に関する詳細は、当社ホームページの適時開示情報をご確認ください

適時開示情報

引き続きOM-D、PEN、ZUIKOレンズ、ICレコーダーなどのオリンパス映像製品の販売、サポートサービスを継続してまいります。
今後も安心してオリンパス映像製品をご購入、ご愛用下さいますようお願い申し上げます。

(記事元)https://www.olympus.co.jp/news/2020/an01698.html

オリンパスが映像製品サポートサービスについて告知

オリンパスが映像製品のサポートについて告知しています。

告知によれば、オリンパスは映像製品の販売、サポートを継続していくとしています。今後もカメラの販売、サポートなどは行われるようですので、ひとまずは安心といえそうです。

ただ、サポート等はオリンパスが行うわけではなく、当たり前ですが新会社が行うようです。

以下に開示された情報を引用します。

JIP は、事業の選択と集中に取り組む企業が事業部門や子会社の外部への切り出し(カーブアウト)を行う際に投資を行い、その事業が持つ潜在成長力を引き出し自律的な成長を促進する『戦略的カーブアウト』の豊富な実績を有しています。新会社は JIP の支援を得ることにより、オリンパスがこれまで培ってきた革新的な技術とユニークな商品開発力を活用し、OM-D や、PEN、ZUIKOなどをはじめとしたブランドを継承する事業体として、お客様にとってより良い製品 / サービスを提供するとともに、事業に携わられている役職員の方々にとってもより働き甲斐のある会社とすることを通じて、事業の持続的な成長を実現します。

本取引は、グローバルの映像事業を対象にしており、映像事業の分社化及びJIPへの譲渡後も、新会社が構造改革後の研究開発・製造体制を維持し、引き続き高品質かつ信頼性の高い製品を提供し続けます。また、オリンパス製品のカスタマーサポートを継続いたします。

開示情報によれば、OM-DやPENなどのカメラ製品、ZUIKOなどのレンズ製品は新会社に継承され、そして新会社で開発するとしています。そして、新会社がオリンパス製品のサポートを継続するとしていますね。

従って、これはオリンパスの映像事業の分社化、譲渡で、既存の製品発売や、新製品の発売を心配する声があって、その心配を払拭するための告知に近いのかな?という印象ですね。

そして、問題はOM-DやPENなどのブランド名は新会社が使用することになるとして、その新会社がオリンパスという名称でカメラを製造し続けることができるような契約になっているのかどうかというのも気になるところではないでしょうか?

例えば今回と同じようにJIPにカーブアウトされたソニーのVAIO事業は、VAIO株式会社として経営されています。もちろんパソコンにはソニーの文字はありません。ただし、ソニーとは良好な関係にあるようで、ソニーのオンラインストアでは、今でもVAIOが購入できるようになっています。たぶん多くの人はソニーのVAIOとして製品を購入していると思われますね。

そうすると今回のカーブアウトされたオリンパスの映像事業も同様な感じになるのですかね?例えば、OM-D株式会社などとなって、オリンパスの名称のないカメラが発売されていくのでしょうか?それとも関連製品だけオリンパスの名称を利用できるような契約とするのでしょうか?

異なる企業が同じブランド名を分け合うということは結構あって、例えばタイヤのダンロップは、日本国内では住友ゴム工業がダンロップブランドでタイヤを供給していますが、アジア、ロシア以外ではアメリカのグッドイヤーがダンロップブランドでタイヤを販売していたりします。

そうなるとカメラ、レンズやその関連製品に限ってオリンパスという名称を使用してもいいという契約になっている可能性もあるかもしれません。オリンパスのファンとしては、カメラからオリンパスの名前が消えるのかどうか非常に気になるところかも知れませんね。

お知らせツイートしています

新着記事のお知らせツイートをしています。フォローしていただけると嬉しいです。
(Twitterページ)https://twitter.com/Nikon1Blog