中国で続く豪雨 河川物流が滞り日本メーカにも影響の可能性

 中国で長引く大雨の影響で世界最大級のダムが「危険水位」を大幅に超え、船舶の通航が禁止されました。

中国の重慶を流れる長江を下っていると突然、100隻以上の貨物船が姿を現しました。乗組員の姿はなく、積み荷があるようにも見えません。この場所から下流にある世界最大級の三峡ダムでは、6月から降り続く大雨の影響により過去最大の水量が流入を続けていて、危険な水位を超えて警戒が高まったため当局が門を閉鎖して通航を禁止しました。このダムの水位が基準を下回るまで物流は滞ることになります。

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/4b52913b0fbb7bac3639b1e71da81b941bbb50e4

中国で豪雨が続く

テレビ朝日が中国での豪雨について報道しています。キャッチアップ画像は豪雨のイメージ画像です。

記事によれば、中国で発生している豪雨で、世界最大のダムとも言われている三峡ダムが危険水位を大幅に超えて水位が上昇し、船舶の通行が禁止されたとしています。記事では、航行できなくなったため、100席以上の貨物船が停泊しているようですね。

最新の報道によれば現在、三峡ダムは水位が165メートルほどになっていて、危険水位の145メートルを20メートルも上回っているそうです。そして、設計最高水位は175メートルということで、あと10メートルほどで設計上の貯水だきる最高水位に達してしまうほとになっているそうです。1日あたり最高で2mほど水位が上昇する可能性があるようですが、仮にこのまま降り続くと設計最高水位に到達するまで5日あまりということで、かなり大変な状況になっているようですね。そして、今回の豪雨で約6000万人の人が被災しているそうです。日本の人口の約半分の人が被災しているということになるようで、ちょっと考えられない状況になっていますね。

このため三峡ダムでは、ダムに入り込む水量と同等の水を放流する緊急放流を行っていて、今度は下流域での洪水や川の氾濫というのも心配される状況になっているようです。

長江は世界最大の物流河川

内陸部の重慶、武漢といった都市は人件費が安いため、最近は多くの工場が進出しています。内陸部で製造するのはいいとして、問題は製造した製品を運ぶ方法ですよね?そこで、中国ではこれらの都市の近くを流れる長江を物流のために利用しています。いまでは河川の物流の世界一の川となっているとも言われています。

重慶や武漢には多くの自動車関連企業が進出していて、日本メーカにも問題がありそうですが、今のところ工場そのものには洪水や氾濫の被害がなく問題なく可動しているとしています。ですが、物流が滞ってしまうと製造した製品を運ぶことができずに困ってしまいますよね。

長江の物流が止まってしまうと、ひょっとしたら様々なサプライチェーンの一つに組み込まれている企業の製品を運ぶことができなくなり、そのおかげで製品を利用できないという可能性も考えられます。そのため、日本のカメラメーカでも何かしらの影響がある可能性があり、かなり心配される事態になるかもしれません。

現在、カメラメーカが、中国の新型コロナウィルスの影響をどの程度受けているのか発表しているわけではないので、どの程度の影響を受けているのかはわかりません。ですが、新型コロナウィルスの影響に加えて、今回の豪雨の影響が加わると、かなりそれが長期間に及ぶ可能性があるので心配になりますよね。

中国には、今回のような新感染症によるリスク、夏の豪雨に関するリスク、そして政治的なリスクがあります。特に新感染症によるリスクと、今回は中国が香港、インドとの国境、日本との尖閣周辺のやりとり、南沙諸島での人口島の建設など様々な国と対立することで政治的なリスクを追っていることを考えると、今後はリスクをかなり高めに評価せざるを得ない状況になっていると考えられるため、中国に頼らないサプライチェーンの構築が求められるかもしれませんね。そして、そのことは多くの企業に一時的にダメージをもたらすことになると思います。

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