CIPA 20年7月デジカメ出荷数量発表 前年の50%減の衝撃

(記事を一部引用しています)

2020年7月のデジカメ統計が発表

CIPAが2020年7月のレンズ交換式カメラの出荷台数を報告しています。画像クリックで拡大します。

CIPAの発表によれば、2020年7月のレンズ交換式カメラの出荷台数は34万9280台とりました。グラフをみればわかりますが、新型コロナウィルスの影響で落ち込んだ3月から次第にですが復活傾向であることがわかります。最も販売台数が少なかったのは5月の約21万台だったわけですが、この台数と比較すると約14万台ほど増えていることになり、かなり復活してきていることがわかりますね。

ですが、それでも残念ながら前年の約62万台から比較すると全然少ない販売台数です。2020年7月は2019年7月の約56%ほどしか売れていないということになりますので、事実上半減しているといってもいい状況です。

さらに前々年の2018年7月と比較すると、2018年の7月は約82万台の販売台数がありました。それと比較すると、約48万台も落ち込んでいる計算になります。前々年と比較すると約60%のマイナス、つまり前々年の約40%しか売れていないということになりますので、現実的に考えるとかなり厳しいことになっていると考えられますね。

待たれる新しいイノベーションと新規顧客の獲得

最近のカメラはAF性能も実用に耐えるぐらい十分に高性能になり、低照度でも合焦し、低輝度でのノイズ耐性も非常によくなっています。連写機能も十分に高速になっています。そして、4k動画に関してもノンクロップで撮影できる機種が増え、4kテレビで閲覧するぐらいなら問題ない性能になってきました。

こうなると、よほどのことがないと一般の人はカメラを買い換えようという気持ちにはならないですよね。ものすごくいい機能が追加されたからとか、画質がものすごく良くなったから買い換えようという人は少なくて、壊れたから買い換えようというような理由の人が多くなっていると思います。

なのでやはり買い換え需要を求めるならば、カメラに新しいイノベーションをもたらす必要があると思います。ですが、簡単にはそのようなイノベーションが見つかるはずもなく、現在のような状況が続いて言ってしまっています。

もう一つは新しい顧客を獲得することも必要だと思いますね。いまは高校生、大学生のほとんどがスマホを所有し、カメラで画像や動画を撮影しています。つまり、カメラで撮影することの楽しさというものを知っている人が単純に増えているということになりますので、仮にこの人たちの1%がカメラを購入するだけでも、かなりの販売台数になります。

最近のデジカメはほとんどフルオートで撮影する人も多いと思います。よくて絞り優先かシャッター速度優先で撮影するような感じでしょうか?

スマホではそのような機能がないので、自分で絞り値、シャッター速度を決めて撮影するということはできません。なので、それら本来の撮影の楽しさや難しさといったものを知ってもらうということも必要になるのかな?と思いますね。

スマホを入り口にして、写真撮影に興味を持ってもらい、そしてカメラにしかできない表現手法の面白さを知ってもらうということも大切なのかな?と感じています。

(記事元)http://www.cipa.jp/stats/dc_j.html

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