フルサイズミラーレス市場 待っているのは各社値下げの消耗戦

 フルサイズミラーレス市場にはバラ色の世界が待っていないかもしれません。

 フルサイズミラーレス一眼は現在、デジカメ市場で唯一ホットな市場だ。例えば2018年9月、一眼レフは前年比で台数4割減、金額5割減と急速に縮小しているなか、フルサイズのミラーレスは台数前年比2.6倍、金額に至っては3倍増と絶好調。APS系のミラーレス一眼も台数で3割増、金額でも4割増と好調だが、フルサイズの勢いの前ではかすんでしまうほど。各社の参入が相次ぐのは、沈みゆく一眼レフという船からミラーレス一眼、しかも最も伸び率と価格が高いフルサイズミラーレス一眼という船に飛び移ろうとする動きに他ならない。しかし、それは「小さなボート」だ。
 
  理由は「高い」からだ。レンズ交換型デジカメの税別平均単価は9万円弱。一方フルサイズミラーレス一眼の平均単価は25万円弱と、3倍近い価格の開きがある。そのため、フルサイズミラーレス一眼の販売台数は5%にも満たないニッチな市場だ。販売金額でも1割強に過ぎない。
  このきわめて狭い市場に各社が「突撃」しようとしている。確かに伸びてはいるものの、今後メインストリームになれる価格帯ではなく、待っているのは値下げの消耗戦だろう。伸び率は緩やかだが、3割を占めるAPS系の撮像素子を搭載するミラーレス一眼との合わせ技で、市場全体を活性化することが不可欠だ。
 
 もちろん「スマホの画像に嫌気がさした消費者が新製品に触れて突然カメラの有意性に気づき、これまでの3倍の出費も厭わなくなる」というバラ色のシナリオもなくはない。しかし確率はきわめて低い。むしろ、10万円超えが当たり前になりつつあるスマホに押されて、カメラへの支出はますます縮小していく、というほうが現実的だ。カメラメーカー各社がようやくミラーレス一眼に本腰を入れ始めたことは、一写真ファンとしても大いに歓迎したい。しかし、極めて重要なのは二の矢三の矢だ。
 
(記事を一部引用しています)

 フルサイズミラーレスが話題になっていますが、フルサイズミラーレスだけではカメラメーカとしてはそれほど潤うことは難しいのかもしれません。

 記事によればフルサイズ市場は前年比で2倍以上の台数を売り上げているものの、その販売台数はカメラ市場のわずか5%だそうです。金額ベースでも10%強ということで、販売台数、売上げ金額に占める割合は非常に小さいということのようですね。

 ただし考えなければならないことが二つあります。一つは利益率の問題です。当然価格が高いので利益率もいいでしょうから、利益ベースで考えると2~3割まで占める可能性はありますね。あと、これまではフルサイズミラーレスというとソニーがまず思いつくわけですが、レンズ資産があってニコンやキヤノンからソニーに移行できなかったという人もいると思います。そうなると、今はニコンとキヤノンはフルサイズミラーレスを発表しましたので、いよいよ満を持してフルサイズミラーレスを購入する人もでてくることを考えると、台数ベースで5%という数字ももっと増えてくる可能性は考えられそうですね。

 APS-Cセンサーに関しては、キヤノンのEOS Mが売れていますので、ニコンも販売すれば売れるはずだと思いますので、エントリークラスのミラーレスをどのような製品で発売してくるのか興味のあるところですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000001-bcn-sci

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