ツァイスがAndroid搭載のカメラを発売へ カメラのスマホ化が進むのか??

この分野はサムスンが最も熱心で、今から7年も前、2013年にはレンズ交換式のミラーレスカメラ「Galaxy NX」を発表しました。また同じころにはコンデジスタイルの本体にAndroid OSを搭載した「Galaxy Camera」を2モデル発売。さらにはスマートフォンの背面にコンデジのようなズームカメラを搭載した「Galaxy K Zoom」なども展開しました。

しかしいずれの製品もヒットはしませんでした。当時のAndroid OSとハードウェアの性能が低く、撮影した写真の加工はPCで行ったほうが仕上がりは上だったからでしょう。また通信回線が遅く通信料金も高かったため、3GやLTEを内蔵したモデルもありましたが写真をアップロードしたりバックアップするのには時間がかかり現実的ではなかったのです。

しかし今やスマートフォンの性能はPCとあまり変わらなくなりました。それと同時にスマートフォンアプリの性能も大きく向上しています。通信速度もより高速になり、クラウドの利用も当たり前になりました。

デジタルカメラも高画質な写真や動画を撮れるだけではプロユースの高級なツールになってしまい、一般消費者が手を出しにくいものになってしまいます。スマートフォンと同じ操作性、アプリが使える高性能な製品ならば、スマートフォンとの共存も十分図れるでしょう。

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/206021539056f1cdcf83a478a8b5bafc740f347e

Android OSをベースにしたカメラをツァイスが発売

マイナビニュースがAndroidを搭載したカメラについて報告しています。記事はZEISS ZX1に関する記事で、全文はかなり詳しい記述があるので、記事元リンクからご覧ください。

記事によれば、Android OSが動くフルサイズカメラをツァイスが発売するとしています。Adobeの現像ソフトであるLightroom CCがインストールされていて、背面液晶を利用して画像が加工なのだそうです。Androidのその他の機能は不明だそうですが、WiFiなど無線技術を搭載していることから、写真や動画をそのままクラウドなどにアップロードすることが可能だろうとしていますね。

そして、今後はAnrdoid OSが搭載されたデジカメやミラーレスが発売され、その機能がスマートフォンと同じ操作性で利用できる製品ならば、スマホとフォンとの共存も可能かもしれないとしていますね。

カメラにAndroid OSを搭載し、SIMを取り付けることができるようにしたり、eSIMを採用することで、直接、カメラからインターネットへデータを送信することができれば、確かに便利になると思います。

これまでのカメラとネットとの親和性を高くする取り組みは、スマホに外付けレンズを取り付けるソニーのレンズスタイルカメラや、カメラにBluetoothを搭載はスマホと通信することでスマホ経由でネットに接続できる機能やアプリを提供したり、WiFiを利用してカメラからPCやスマホにデータを送ることができる機能を提供したりなどが一般的でした。いまでは、WiFiとBluetoothを利用してスマホと連携するのが一般的なやり方になっています。

カメラのスマホ化には賛否両論

カメラのベースをAndroid OSにしてしまう、いわゆるカメラのスマホ化ということは、かなり昔からそのようにしたほうがいいんじゃないか?という意見がネットでも散見されています。ですが、逆にそのような取り組みはしないほうがいいという意見もあり、かなり意見はわかれているような状況だと思いますね。

しかもソニーはスマホとカメラの融合を目指していると発言しています。

具体的には、スマホとカメラをどう融合させるか、完全融合を目指していきます。

世界中で、本格的なスマホ事業とカメラ事業を有している企業はソニー以外にありません。苦労して再生した通信事業と、カメラ、プロ向けのソリューションを、かなり開発投資を増して、短期・長期に向けて開発を強化していきたいです」(石塚CEO)

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://www.businessinsider.jp/post-219235

しかし、一方では、スマホとカメラを融合してしまっては、サムソン、ファーウェイなど海外の会社に敵うわけがないので、カメラはカメラでこのまま進化を続けていくべきという意見もあります。

たぶん、Androidをベースとしたカメラにすることで、これまで実現できていたような遅延の少ない背面液晶への描写ですとか高速連写性能を実現することは、最新のCPUなどを利用しても不可能だと思います。ですが、エントリークラスのミラーレス、1インチ程度の光学ズームのあるコンデジなどでは、Android OSを採用したカメラで、アプリもインストでき、様々な加工もTwitterやインスタへの投稿などもカメラで完結できるような製品は魅力的になる可能性がありますよね。

さらに例えばですが、通信に関してはMVNO事業者と強力して、カメラ専用の廉価なデータ通信プランを提供したり、場合によってはスマホメーカと共同でミラーレスカメラを計画するというのもありかもしれません。

プロフェッショナル用途では無理だと思いますが、エントリークラスでは新たなイノベーションとしてカメラのスマホ化というのはアリかもしれませんね。

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