数日前、キヤノンがイメージセンサーをソニーがしばらくのあいだ行っていたように、サードパーティーに販売しはじめるだろうという報告をした。いまキヤノンは、ちょうどCMOSセンサーを他社に販売する専用のWebサイトを立ち上げた。
(記事を一部引用して意訳しています)
キヤノンが他社にイメージセンサーを供給?
PhotoRumorsがキヤノンのイメージセンサー事業について報告しています。画像は引用した記事とは無関係の半導体ウエハの画像です。
記事によれば、キヤノンがイメージセンサーを販売するサイトを立ち上げたとしています。つい最近、キヤノンがそれまで自社専用に製造していたイメージセンサーを他社にも供給するのではないか?と言われていましたが、どうやらそれが本当だったということになりそうです。
では、それはどのサイトなのか?ということですが、どうやら以下のようなサイトのことを述べているようです。
一瞬、おっと思ったのですが、キヤノンは日本でも同様のサイトをすでに開設しています。
それが以下のようなサイトになります。
このようにすでにキヤノンを他社にイメージセンサーを提供していて、別に驚くような内容ではありません。なので何を持って驚いているのかがよくわからないのですが、どうやら新たに登録された新センサーがスチル用やハイブリッドカメラ用のセンサーではないか?と記事元の作者は考えているようですね。それが以下の4つのセンサーになります。
スチル用やハイブリッドカメラ用ではないセンサー?
サイトのセンサーをみると以下のような4つのセンサーになっているようです。
・2億5000万画素 APS-Hセンサー
・1億2000万画素 APS-Hセンサー
・500万画素 超高速グローバルシャッター 2/3インチ 120fpsセンサー
・210万画素 高ダイナミックレンジ 1/1.8インチ 60fpsセンサー
というわけでみてみると、産業用のカメラや防犯カメラなどに利用されるセンサーなのではないのかな?と思いますね。超高解像度のセンサーは、様々な製品の製造過程で入るゴミとか、製造上の不具合を検知するようなセンサーに使われたり、高いfpsのセンサーについては監視カメラなどのようなもので利用し、たぶんAIを利用して顔を識別したりするようなものに使われるセンサーのように見えます。
なので今の段階で、なぜキヤノンがセンサーを他社向けに発売するといった内容を記事にしているのか、いまいちちょっとよくわかりませんでした。何かあるのでしょうか?
ですが、キヤノンがミラーレスカメラや一眼レフで利用している内製のセンサーを他社に発売するとなると、話は面白くなってきてくるので、ちょっと期待してしまいますよね。本当に産業用のセンサーのみの供給で終わるのでしょうか?将来的に一眼レフ、ミラーレス用のセンサーも他社に供給する可能性はあるのでしょうか?
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