新型コロナで落ち込んだカメラ市場と活況に沸くカメラ市場

 カメラ市場には大きく分けて用途別に三つある。写真撮影のデジカメ、動画撮影のデジタルビデオカメラ、PCと接続して画像や映像を撮影するPCカメラだ。これら3カテゴリで、2020年の販売台数前年比を見ると、デジカメが59.6%、デジタルビデオカメラが68.3%、PCカメラが359.3%という結果になった。PCカメラは19年比で市場が3.6倍に急拡大したのに対し、デジカメとデジタルビデオカメラは市場が3割から4割の市場縮小に苛まれたわけだ。

(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/c1443664dd759420e8933b7fa3aa6baecd94dcef

明暗わかれたカメラ市場

BCNが2020年のカメラ市場の動向について報告しています。かなり詳細な分析がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

記事によれば、カメラ市場は大きく用途でわけると3種類に分かれるとしています。それは静止画用のデジカメ、動画用のビデオカメラ、PCと接続して利用するWebカメラ市場なのだそうです。ただ、最近は動画用のカメラもデジカメに吸収されつつあって、ビデオカメラ市場はかなり落ち込んだ市場になってしまっています。

その市場のなかで、コロナ渦で明暗が分かれたとしていますね。暗の部分になるのがデジカメとデジカメビデオカメラです。こちらは前年の60~70%まで販売台数が落ち込んでしまったそうです。そして明になるのはWebカメラです。こちらはなんと前年の350%も売れたそうです。

Webカメラが売れた理由はもうおわかりだと思います。新型コロナウィルスの影響で、リモートワークやリモート事業が一般化したことがその理由です。仕事では、未だにWindowsやMacなどが使われていて、主に自宅のデスクトップでリモートワークをするのに必要なので購入する人が多くなったということだと思いますね。ノートパソコンなどで仕事をしている人などは、今では一般的にノートパソコンにはWebカメラが内蔵されていますので、それで済んだという人も多かっただろうと思います。

今年α7s IIIとZV-1を投入したソニー

リモートワークで実際にWebカメラを初めて利用してみたという人は多かったようです。実際に使ってみると、思ったより動作がカクカクしている(フレームレートが低い)とか、解像度が悪いとか、広角などで歪んで見えるのが嫌とか、ノイズが多いといった印象を受ける人が多いようですね。

なので、手持ちのデジカメやコンデジをWebカメラとして利用できないか?と考えたり、Webカメラとして利用できるコンデジやミラーレスを新たに購入したという人も一定数いたようです。

筆者も廉価なWebカメラを所有していますが、画質もよくないですし、何しろ広角単焦点でパースがあるのがどうも好きではなく、Webカメラ用にもなるミラーレスを購入したいな?と考えています。

そのなかでタイミングよく発売されたのが、ソニーのVLOGCAM ZV-1ですね。動画撮影向きのレンズ固定式カメラとして発売されたカメラですが、光学ズームがありセンサーサイズも大きく、動画性能に特化しているということで、初めて動画配信を始める人にも購入しやすい製品になっているばかりか、すでに配信している人のセカンドカメラとしても利用されているようです。

また前年はα7S IIIをソニーは市場に投入しています。こちらも静止画の撮影機能もありながら暗所撮影性能や動画撮影機能に特化した製品ということで、こちらもWebカメラとしても十分に使えるカメラになっています。

新型コロナウィルスによる問題が発生するということは、開発当初には当然予想もできなかったことだと思います。ですが、この時期にあわせて動画撮影向けのカメラを複数種類も投入できたというのは、こういう言い方をすると現在の状況を考えて不謹慎と言われるかもしれませんが、ソニーに偶然の要素が後押しする形になっているようにもみえます。

いちはやく動画撮影に注力することを決めていて、そして粛々と新機種を発売してきた結果というものが、最近の新製品に表れているのかな?という印象ですね。今後はしばらく停滞していたα7シリーズの大幅な機能向上も考えられそうですので、そちらも今年は楽しみですね。

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