ニコン 第2四半期の連結決算発表 前年同期比で営業利益33%増

 営業利益が増加しています。

平成31年3月期第2四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年9月30日)
売上げ収益 3357億4800万 前年同期比+2.2%
営業利益 306億4100万 前年同期比+33.1%

 ニコンの業績が急激に拡大しているようです。先日発表したニコンの決算短信によると、ニコンは第二四半期決算で、売上げが約3357億、営業利益が306億となっています。売上げは2.2%の伸びですが、営業利益は33.1%と大幅な増収になっていますね。

 この売上げと営業利益ですが、簡単に説明すると会社が製品などを販売して得た収益のすべての金額を合計したものが売上げ収益で、売上げから製品を作るために購入した部品などの経費を差し引いたものがいわゆる粗利になります。そして、そこからさらに宣伝費だの、製品の管理だの、製品開発費だの様々な経費を差し引いたものが営業利益になります。

 もっとざっくり言うと、例えばたこ焼き屋台では、たこ焼きを売って得たお金を売上げ、そこからたこ焼きを作るための材料を購入する経費を差し引いたものが粗利、さらに作る人の人件費、たこ焼き屋台を出店するために必要な出店料、水道光熱費などの経費を差し引いたものが営業利益になります。

 なので、これをみると売上げそのものは、2%という微増ですが、営業利益は前年で1.3倍ほどに増えているということになりますね。

 売上げがあまり変化が無いのに、営業利益が増えているということは、利益率の低い製品の販売が少なくなったか、利益率の高い製品がたくさん売れたということが、ざっくりと言えると思います。

 となると、この理由はNikon Zが発売されたから?と思うかもしれませんが、Nikon Z7の発売は9月末ですので、Z7の利益が今回の決算に反映されている可能性は低いと思われます。

 他の記事によれば、フラットパネル用の露光装置が伸びていて好調だったようです。逆に、カメラに関してはNikon Zを発表したため一眼レフの販売は伸び悩んでいたようですね。

 というわけで、今のところカメラ本業というより露光装置が比較的堅調なので決算の数値的にはよくなっているということのようです。ニコンはカメラ事業だけでは心配になるということで、医療分野などにも参入しているわけですが、それらがどの程度利益に影響してくるのか、そしてカメラ事業もどの程度まで大きな利益を得られる事業にしていくのか、今後が重要になりそうですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://www.nikon.co.jp/ir/ir_library/result/pdf/2019/19_2qf_c_j.pdf

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