ニコン 再生医療分野に照準 企業はなぜ医療分野に進出するのか

 ニコンの医療分野への進出は成功するでしょうか?

 
精密機器・電機各社が再生医療に照準を合わせている。ニコンは細胞の製造受託事業を拡大するなどして企業の再生医療ビジネスを後押しする。ソニーはブルーレイ・ディスクの技術を転用する。異業種参入で競争が激化すると同時に、世界中で技術の実用化が進んでいる。2019年は再生医療の普及をにらんだ企業の動きがいっきに進む節目の年となりそうだ。
 
再生医療は人の組織や臓器を再生して機能を復活させる医療で、病気の治療や傷ついた体の機能修復に使われる。
 
ニコンは再生医療で重要なヒトの細胞培養に力を入れる。研究機関向けの細胞を製造していた東京都内の施設を拡張。厳密な品質管理をしたまま、他社に代わって細胞を生産し、商業用に大量供給する。バイオスタートアップのiPSポータル(京都市)と提携し、2月中にも再生医療の承認手続きを支援するサービスも始める。
 
カメラや半導体製造装置が主力のニコンにとって、再生医療は畑違いに見える。だが、長年かけて培ってきた本業の技術を生かせる分野だ。生き物である細胞は品質を安定させるのが難しく、培養では細かい観察が不可欠。顕微鏡など光学機器に強みを持つニコンの技術を生かし、細胞の形状を正確に把握して高効率の培養につなげる。
 
(記事を一部引用しています)

 各社が医療分野へ進出しようとしています。特に再生医療分野について参入しようとする企業が多いようですね。

 経営的な考え方として、ある分野への投資をして市場を育て、市場が大きくなってシェアを握ったら投資を回収しにいくというような一連の流れがあります。カメラメーカとしては、今はまだカメラで設けられますが、今後はじり貧になっていくことが予想されるため、カメラで利益が出ているうちに、その他の分野に投資をし、永続して企業活動ができるようにしていこうとしているわけですね。

 なのでカメラメーカとしては新しい分野へ進出し、利益をだそうとして必死になります。そのため、多くの企業が他の分野に進出しようとしているわけですが、その多くの企業が医療分野を検討しているということのようですね。

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 ニコンの強みとしてはセンサーやレンズなどの光学機器、画像の解析技術などが高いということで、医療分野に活かせるということのようです。

 医療分野の強みとしては、まずは人の命に関わることですので、直せる技術があるのに利用(購入)しないわけにはいかないということがあります。命に関わることなので経済的に無理してでも利用せざるを得ないわけですね。さらに、特に富裕層であれば多少の高額な金額でも、命に関わることであれば支払ってくれるでしょうし、利益的にも高いものが望める可能性があります。

 また医療に関しては失敗するわけにはいかないので、より精密な技術などが必要になるため簡単に参入することができないという参入障壁があり、それはすでに参入している企業にとってはメリットになるわけですが、逆にミスをすると人の命に関わることになるため何十億という賠償責任を負う可能性も出てくるという諸刃の剣的な問題を抱えています。

 よく新薬のニュースでも話題になりますが、新薬は特許で守られるため特許の期限が切れるまでは大きく利益を得られるため、そのあたりも魅力に見えている部分もあるのでしょうね。そして再生医療などはこれからの分野なので、潜在的に成功しそうな事柄が多く残っている分野である可能性も高く見えます。

 ニコンも医療分野へ参入しているわけですが、これが成功するかどうか、そのあたりは参入した医療分野で成功することが必須となりますね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://www.nikkei.com/article/DGKKZO41137260Q9A210C1TJC000/

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