オリンパス E-M5 Mark III 新ファームに不具合 提供を中止

E-M5 Mark III:Ver.1.3ファームウェアアップデート 一時中断のお知らせ

平素より弊社製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。

一部のお客さまより E-M5 Mark III ファームウェア Ver.1.3 へのアップデート後の不具合のお問い合わせをいただいており、 現在調査のため、Ver.1.3 へのアップデートサービスを一時中断し、Ver.1.2 までのアップデートサービスとさせていただいております。
現在、スマートフォンアプリ OI.Share などを利用して Wi-Fi接続することができない不具合を確認しております。
ご不便をおかけしますが、近日中にアップデートサービスを再開する予定ですので、今しばらくお待ちください。

(記事元)https://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/info/2020/12/001/index.html

E-M5 Mark IIIの新ファームに不具合

オリンパスが公開していたE-M5 Mark IIIの新ファームに不具合が発見され、現在は公開中止になっているようです。

発覚した問題というのは、スマホとカメラの連携アプリなどを利用してWiFi接続することができない不具合があったことを確認したということのようです。連携アプリ”など”をという記述から、スマホアプリだけでなく他のソフトやスマホなどからもWiFi接続ができない問題が発生しているのでしょうね。

このファームは12月3日に公開されたものです。そして本日、12月4日に不具合が発覚して提供が中止されたということで、かなり素早い対応ということが言えそうですよね。

それでは、今回の問題が発覚したE-M5 Mark IIIのVer1.3ではどのような修正が行われていたのでしょうか?調べると以下のような改善がされていたようです。

-Ver.1.3では下記の点を改善。
-深度合成撮影が可能なレンズに「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」を追加。
-動画撮影中のパンニングにおいて、手ぶれ補正の安定性を向上。

これをみると、WiFi関連の修正はなかったようです。ではなぜ、他の問題の修正によってWiFiに新たな問題を抱えることになってしまったのでしょうか?ちょっと疑問に感じますよね。

デグレードが原因か?

筆者はIPAの情報処理技術者試験の一つであるプロジェクトマネージャ試験に合格しているのですが、その試験ではデグレードというのは頻出ワードです。デグレードというのは説明するのはちょっと難しいのですが、今回新しく修正した箇所とは別の箇所に問題が発生してしまうことを意味しています。

例えば、簡単なところで言うと、よくあるパターンとして共有フォルダでエクセルで作製されたファイルを複数人で共有利用していて、複数の人が同時に同じエクセルの表を更新しようとしてしまい、修正したはずのデータが消えてしまったとか、訂正する前に数値に戻ってしまったというような感じです。

ソフトウェアの開発は複数の人が関わっていることが多いものです。なので、間違ってある問題を抱えていた古いバージョンのプログラムを修正してリリースしてしまい、最新バージョンではその問題は解決されていたのに、再びその問題が再発してしまったというようなことが考えられるのかな?と思いますね。

なので複数人で開発する場合には、プログラムのバージョン管理が重要で、それを間違えるとすでに修正した問題が、間違って再び現れてしまうというようなことがあるので、結構難しい問題なのですよね。

今回のE-M5 Mark IIIのファームについても、WiFiとは無関係なバージョンアップでWiFiに問題が発生してしまっているので、間違って古いバージョンのプログラムに修正をかけてしまった可能性も考えられそうです。そのようなことがないように、その都度、新しいソフトに問題がないかどうか確認するテストを行うのですが、これがまた面倒でり、すべてのテスト事項を網羅するのも難しいので、こういう問題がでてきてしまうのだと思います。

ですが、致命的な問題ではないので、とりあえずそのあたりはほっとしてもいいのかな?と思いますね。ただ、この機能を仕事で利用しているユーザには、致命的になる可能性もあるので、そのあたりは心配です。

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