「死ねよ!ゴミ!」撮り鉄が罵声 撮影の邪魔になる自動車に

「死ねよ!ゴミ!」撮り鉄が罵声 撮影の邪魔になる自動車に

 どうして、こういう行為が発生するのでしょうか?

 
この日、お目当ての臨時列車がちょうど通過するタイミングで、ファンたちと線路の間にある道路に1台の自動車が通りかかった。目の前を自動車に横切られてシャッターチャンスを失ったファンは激昂。自動車の運転手に対して「死ねよ!ゴミ!」などと罵声を浴びせる様子が映った動画がTwitterに複数、アップされた(現在は削除されている)。
 
ネットでは、「撮り鉄」たちの態度に批判が集中しているが、公共の場におけるこうした行為は、法的にどのような問題があるのだろうか。
 
まず、問題となった動画では、列車が通過しようとした際にちょうど自動車が近づいてきたことに気づいたファンたちが「車止めちゃえ、止めちゃえ!」と話し、実際に「ストップ!ストップ!」と大声をあげている。
 
動画では、異変に気づいた自動車がスピードを緩めているようにも見える。しかし、停車せずに走り続けたことから、「おい!」「早く行けー!」と口々に自動車に向かって叫んでいた。結局、列車と自動車が重なってしまい、シャッターチャンスを失ったファンの一部が、「おおい!」「死ねよ!ゴミ!」と何回も自動車の運転手に対して罵声を浴びせていた。
 
安全に楽しく鉄道の撮影を楽しむためには何が必要なのだろうか。
 
「あまりにマナー違反が酷く、繰り返されるようであると、鉄道会社や周辺の土地所有者は、撮影ができないように目隠しとなる柵を設けるなどの対策をせざるをえなくなることも予想されます。
 
なお、このようなマナー違反は、何も現在に始まったことではなく、1970年代の鉄道雑誌を開いても、駅や沿線での撮影マナーに関する投書が載っており、もう50年近くも続いている問題であると言え、解決の難しさを物語っています。撮影マナーの問題は、シャッターチャンスという短い時間に情熱を注ぐ『撮り鉄』の人たちにとっては、心待ちにしたその瞬間に起こってしまった問題に冷静に対応することの難しさの現れと言えるでしょう。
 
とは言え、やはり一人一人がマナーを意識することからしか、この問題を解決に向かわせることはできないでしょう。最近では、ネットで動画を公開するという『私刑』的な対応が見られることもありますが、これはその時の制裁的な気持ちを一時的に満足させるのかもしれませんが、問題解決につながらないことは言うまでもありません。
 
大切な一瞬に一人一人が冷静になることが難しいのであれば、たとえば撮影者同士でお金を出し合って交通整理のための誘導員を雇うとか、地元の警察と協議の場をもうけてもらい、事前に法的にとることのできる対応(道路占有使用の許可等)を検討するなどして、社会との調整をファン自ら模索していくこともひとつの解決方法となるかもしれません」
 
なお、今回自動車が通行していた道が管理用道路であり、一般車両は通行禁止だったという「反論」もあがっているようだが、それでも、公道と同じように罪に問われる可能性があるので、くれぐれも注意したい。
 
(記事を一部引用しています)

 撮り鉄による問題については、様々なところで話題になっていますね。SNSや動画配信サイトの一般化やスマホの普及により、動画の投稿が簡単になり、こういう問題が露見する回数が高くなっているということが言えると思いますが、このような状況は恐らく、ほとんどどの撮影の名所でも発生しているのだと想像してしまいますよね。

 以前の記事でも、似たような事例が報告されています。例えば孫を連れたおじいちゃんがカメラの前を通ろうとして罵声を浴びせられたり、撮影の邪魔となる木や草を切ったり、立ち入り禁止の場所に入ったりなど、報告された事例をあげるとキリがありません。

 記事によれば法律的にも問題があるようです。どのような問題でしょうか?

<<下に記事が続きます>>


 記事によれば、罵声を浴びせたことについては侮辱罪や脅迫罪、場所が埼玉なので埼玉の迷惑行為防止条例違反になる可能性があるようです。これは管理用道路でも公道と同じように罪に問われる可能性があるということのようですね。

 ですが、この問題はやはりマナーの問題が大きいと感じますね。

 鉄道に関わらず撮影の名所というのは、撮影する人のために作られた施設や場所ではなく、普通の観光地や名所で、その場所で撮影をさせてもらっているという立場になるのだと思います。そのため撮影のためには立ち止まったり、三脚を立てたり、いい構図をみつけるためにファインダーをのぞきながら移動したりするわけですが、それによって他の観光客の迷惑をかけるのはマナーに欠ける行為と言えそうです。

 現状でも、他の観光客の迷惑になるからと、自撮り棒の利用を禁止する観光施設があったり、他の観光客の移動に迷惑になるからと立ち止まって撮影する行為を禁止している観光施設などもあります。カメラの撮影は、禁止されていないけど推奨されてもいないというグレーゾーンがあるおかげで撮影ができていますので、あまりにもマナーが悪くなると一律に撮影が禁止されてしまうということになってしまうかもしれません。そうすると、マナーの悪い行為は結果的に自分のクビを自分で絞めるような行為になりかねませんので、やはり写真撮影にはマナーをもって接したほうがいいと思いますね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00009488-bengocom-soci



その他カテゴリの最新記事