望遠3000mmのネオイチ Coolpix P1000 なぜ売れる?カメラ業界の救世主になるか?

望遠3000mmのネオイチ Coolpix P1000 なぜ売れる?カメラ業界の救世主になるか?

125倍という高倍率ズームのネオイチはなぜ売れる?

 ところがこのジャンルで爆発的な人気を誇るカメラがある。それがニコンの「COOLPIX P1000」だ。人気の秘密は、そのズーム倍率にある。広角24mmから望遠端3000mm相当までを、光学ズームだけで実現して見せた。倍率にして125倍である。
 
―― P1000のユーザーは、どういう被写体を撮影しているんでしょうか。
 
増田 ワールドワイドで見ると、野鳥や野生動物を撮られるお客さまが多いですね。国内になると、野鳥が少し下がって月などの天体を撮られる方が増えるというところでしょうか。
 
 今回、野鳥や月専用モードも、モードダイヤル上に持って来ました。これまではメニュー内にありましたが、すぐに撮影に入れるようにと。後は、電源を入れたときに初期設定として一定の焦点距離にセットされる機能も何パターンか選べるなど、選択肢を広げてあげるというところはP900からの細かな改善として入っていますね。
 
―― その他、狙っているポイントはありますか。
 
増田 お客さまの中では、どれだけ軽い装備で野鳥を撮れるかっていうことが結構命題らしくて。そうしたニーズがある以上、メーカーとしては応えていかないといけないところです。もちろんサイズとも相談ですけれども、重さ的に軽くしていきたいという夢には応えていきたいと思っています。
 
 あと、スマートフォンでは広角と望遠でレンズを分離させていますよね。そういうアプローチはすごいなあと思って見ています。デジタルズームで倍率を上げていって、もう1つのカメラの間をつなげるっていう発想は素晴らしいので、そういうアプローチもデジタルカメラとしてはアリなんじゃないかと。まだまだやれる余地はあるのではないかと思っています。
 
 カメラメーカーとして知られるニコンだが、その祖業は光学設計とともにある。双眼鏡や顕微鏡、天体望遠鏡など、カメラに限定されない高度なレンズ設計技術が根底にある。例えばニコン・トリンブルと言えば建築用測量機で有名だが、そのレンズにもニコンの技術が生きている。一般にニコンのレンズは、シャープな描画で高い評価を得ているが、実は「変わったレンズ」も得意なのだ。
 
 こうした技術がいい形で結実したのがP1000という製品なのではないだろうか。カメラ市場全体がスマートフォンに押されて低調である昨今だからこそ、オーソドックスな一眼カメラだけでなく、こうした特殊カメラも潜在的には大きな市場があるはずだ。
 
 趣味性の高い分野で輝きを放つP1000が、まさにその可能性を示している。
 
(記事を一部引用しています)

 ニコンのCoolpix P1000がネオイチ市場で好調のようです。記事によれば、Coolpix P1000はネオイチ市場では爆発的な人気を得ているようです。というのも、恐らくですが、たぶん他のメーカは新製品を投入しておらず、ほとんとニコンが独占的に新製品を供給しているからだと思います。

 記事にもありますが、これほどの高倍率ズームを作るのは結構むずかしいと思われ、ニコンがこれだけのカメラを作ってしまったので、いまさら新規開発して参入するほど市場も大きくないので、ニコンが独占的な地位を得ていると考えることができますね。

 このような典型的な状況を「残存者利益」といいます。特に縮小する市場で最後まで残った企業によって独占されることが多くて、これと同じような例が富士フィルムのインスタントカメラのチェキですね。そんなわけで結構うれているようですが、どのようなユーザに売れているのでしょうか?

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海外では野鳥や野生動物の撮影用途

 記事によれば、これだけの望遠があるネオイチは野鳥や野生動物の撮影で使われているようですね。国内では、天体を撮影する人にも利用されている割合が増えるそうです。そして、使い方も面白くて、ほとんどの人が一眼レフとの併用で利用しているようですね。超望遠レンズより遙かに小さくて済むので、望遠レンズの1本として一眼レフとともに持っていくという人は多いようですね。

 確かにそういう使い方はあると思います。レンズ交換式は、本末転倒かも知れませんがレンズの交換が面倒なので、標準ズームと望遠ズームを取り付けたカメラの2台持ちが使い勝手がいいですよね。なので、一時期標準ズームはAPS-C一眼レフ、望遠ズームは望遠ズームレンズを取り付けたNikon 1という2台持ちで利用していました。これだと大きなAPS-Cの望遠ズームよりも手軽に運用できますし、レンズを付け替える必要もないので、かなり便利に利用することができました。それと同じような感じで利用していのでしょうね。

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尖った製品がカメラメーカの救世主になる?

 記事によれば、カメラ市場がスマホに押されているので、特殊なカメラには大きな市場があるとしています。確かにその通りとも思いますが、その潜在的な市場を探すのはかなり難しいのかな?とも思いますね。

 ソニーはそのあたりは積極的で、かつてレンズスタイルカメラですとか、アクションカムのようなRX0を発売しましたが、どれも成功しているとは言いがたい状況になっていますね。ニコンも新たにウェアラブルカメラということでKeyMissionシリーズを発売していましたが、こちらもアクションカム市場そのものが、安価な中国製品に押されて飽和してしまっているような状況です。

 なかなか他社が取り組んでいない領域にあるカメラ需要を見つけるのって難しいと思いますが、もしそれができれば一気に市場を得られることになりますので、頑張って欲しいですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1906/20/news009.html

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