Nikon Z 7のデザインは機能優先 業界はレトロに回帰だがZ 7は違う

Nikon Z 7のデザインは機能優先 業界はレトロに回帰だがZ 7は違う

橋本さんは、スープラと同様に、Z 7のデザインも機能優先だったと明かした。「光学性能を高くするために、大型化した新しいマウントを採用しました。マウントを新しくするということは、カメラメーカーにとっては重大な決断です。でも将来を考えれば新しい機構が入るポテンシャルが必要ですし、たとえばNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctという最大限に尖った性能のレンズも開発することができました」。このレンズは夜間の撮影を専門に行うカメラマンに絶賛されたほか、いままでに見たことがないほどリアルな画が撮れるとのこと。スマホではなく高機能ミラーレスカメラを選ぶ理由を考えれば、このような高性能レンズが使えることは重要だと言える。

橋本さんによれば、ニコンではこうしたフィーリングを決める時にはプロの写真家もまじえて、みんなで意見を出し合って議論をすると言う。「グリップのフィーリングとかスイッチの角度などは、何度もモックアップをつくって修正を重ねます。Z 7のグリップも、試作を何回やり直したかわからないぐらいこだわりました」。

ここで再びデザインの話に戻る。橋本さんによれば、カメラ界ではレトロなスタイルに回帰する流れがあるそうだが、Z 7は違うと言う。
「未来志向のカメラなので、デザインも無駄を削ぎ落とし、モダンで新しさを感じさせる造形を意識しました。光学ファインダーがなくなってデザインの自由度は増していますが、ただ1箇所、ファインダーが内蔵されているヘッド部だけはカメラらしさを残すために、見慣れた形にしました」

(記事を一部引用しています)

Z 7は機能優先で設計されたデザイン

ニコンのデザイナーとトヨタのスープラの開発者へのインタビュー記事が掲載されています。そのなかでいくつか興味深い部分がありましたので紹介します。

今回のインタビュー記事では主にデザインに関することが語られています。その記事によれば、Nikon Z 7のデザインも機能優先の設計だったと述べられていますね。マウントサイズはもちろん、グリップの形状、ボタン配置などは練りに練ったデザインになっているようです。

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唯一カメラらしさを残したヘッド部

そのような中でも、カメラらしさを残すためにわざわざ軍艦部が残されたということのようですね。逆に言うと、本来ならばそのようなデザインにする必要はなかったが、カメラらしさを残すために一眼レフのようなデザインを残したと言っているようにも受け取れます。そうすると機能優先で設計していたら、どのようなヘッド部のデザインになったのか興味があるところですよね。

そして今のカメラはレトロ的なスタイルになっているようですが、Z 7はレトロ的なデザインではなく、機能優先な設計になっているとのことです。Z 7だけみるとレトロスタイルを踏襲しているようにもみえますが、実際にはNikon Dfのようなカメラがレトロスタイルであって、このデザインは使いやすさや機能を優先した結果、既存の一眼レフに近いデザインになっているのかな?とも思いますね。

Z 7とZ 6はかなり価格の高いカメラですので操作性や使い勝手を優先していればいいのだと思いますが、今後、発売されるAPS-Cミラーレスなど安価な製品では、少しあそびごころのあるデザインや女性に購入してもらいやすいデザインを採用するなど考えたほうがいいのかもしれません。

そういえば、ニコンは以前に女性だけの開発グループみたいなものを設定したというようなことを言っていたように覚えていますが、彼女たちは今はどのような仕事をしているのでしょうか?APS-Cミラーレスの入門機クラスの開発に女性目線を入れてみるというのもいいのかもしれませんね。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://www.pen-online.jp/feature/product/toyota_nikon/

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