Nikon Z 50、D7500、D500はソニー製センサーでなくタワー製だった可能性

最新の投資家と証券アナリストのオンライン会議でのプレゼンテーションで、タワーセミコンダクター(以前のタワージャズ)が現在の成長する市場として、”ハイエンド写真技術”というカテゴリにおいて、”市場を牽引する一眼レフメーカとともに成長する市場”として、Z 50とD7500の画像とともに表記している表を提示した。

このことが意味するのは、Z 50とD7500のセンサーはタワーセミコンダクターによって製造されたということなのだろうか?過去にはタワージャズは一眼レフを牽引し供給する企業とともに取り組んでいるということに言及していた。

(記事を一部引用して意訳しています)
(記事元)https://nikonrumors.com/2020/06/04/nikon-z50-and-d7500-sensors-made-by-tower-semiconductor-former-towerjazz.aspx/

Nikon Z 50とD7500はソニー製センサーではなかった?

NikonRumorsがNikon Z 50のセンサーについて報告しています。

記事によれば、タワーセミコンダクターの、恐らく投資家向けのカンファレンス資料にニコンの製品の画像や、ニコンと思われる表記があったとしています。タワーセミコンダクターというのは半導体製品を製造する企業で、メモリやイメージセンサー、集積回路などを製造しています。またX線などで利用できるセンサーみたいなものも製造しているようですね。

そしてその説明資料を引用したものが上記の画像です。画像クリックで拡大します。かなり表記が小さいのですが、確かに2機種のレンズ交換式カメラは両方ともニコン製品のようです。片方が一眼レフ、片方がミラーレスとなっています。ミラーレスのほうは、肩部に大きなダイヤルがあるので、これはNikon Z 50だと容易にわかりますね。一眼レフのほうは機種名がよくわかりませんが、記事によればNikon D7500だとしています。

タワーセミコンダクターが説明資料で、この2機種のニコンのカメラの画像を紹介しているということは、Z 50とD7500はソニー製センサーではなく、タワーセミコンダクター製のセンサーを採用しているということなのでしょうか?

カメラメーカにとっては重要なセンサー技術

上記の記事を読んで、改めてD7500とZ 50の製品紹介ページをみてみたりしたのですが、それらの機種には裏面照射型センサーという記述がないことがわかりました。例えば、同じZシリーズのNikon Z 6、Nikon Z 7には裏面照射型センサーを採用しているという記述があります。具体的にどのような性能なのか図解入りで説明されています。

ところが、確かにNikon Z 50とD7500にはセンサーの説明として、裏面照射型という記述はないのですよね。そしてD7500とD500は同じセンサーを利用しているはずですので、D500の説明文章を調べてみたのですが、やはり裏面照射型という記述はありません。ということは、これらはやはりソニー製のイメージセンサーを利用していない可能性が高そうです。

ニコンは以前にも東芝製のセンサーを利用していたことがあり、これらも裏面照射型という記述はありませんでした。ですが、裏面照射型のセンサーと同等のベンチマーク結果を出していたので、必ずしも裏面照射型センサーを採用していないからといって画質が劣るということにはならないとは思います。

カメラで最も重要な部分の一つとしてイメージセンサーがあることは間違いありません。ソニーは自社向けと他者向けでセンサーについて差別化したり、販売しない製品があったりすることはないとしているようですが、それでもセンサー納入の条件や、金額などについて、ソニー製品のセンサーしかないとソニーの言う通りにセンサーを購入させられてしまう可能性があります。

そこでソニー以外のイメージセンサーを採用し、市場で競争させるというのは非常に重要だと思いますね。対抗できるセンサーがあり、それをソニー以外から供給を受けることで、次にソニーと新センサーで交渉するときに、より対等の立場で交渉ができる状況が整うだろうと思われます。

ソニー製のセンサーだけを利用していると、ソニーに生殺与奪されているような状況になりかねませんので、このように他のメーカからの供給を受けるというのも重要なことなのかな?と思いますね。

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