【レビュー】Nikon Z7は本体、レンズも容赦なし 上手にまとめた性能

 Nikon Z7のレビューが掲載されています。

■ボディ、レンズともに容赦なし
 
まずボディから見てみよう。ミラーレスというと小型ボディを連想させるが、Z 7のボディはそれほど小さくはない。液晶画面を大きくとった関係もあるだろうが、ぱっと見は一眼レフと変わらないサイズだ。
 
ただフランジバックの短さもあって、奥行きがなく平たい。ニコンの一眼レフは、ファインダーのプリズム部を滑らかに繋ぐ形状のため、なで肩でコロッとしたイメージがあるが、Z 7は軍艦部が平たくなっており、逆にプリズムは無いのにプリズムっぽくファインダが飛び出しているというシルエットになる。
 
注目のZマウントは、かなり大口径だ。Fマウントと比べても一回りZマウントのほうが大きい。Fマウントにはない拡張性を持たせる意味でも、余裕を持たせた設計ということだろう。
 
■上手にまとめた性能
 
まずは各モードの画角からチェックしてみる。レンズは24-70mmだ。静止画と動画では、横の画角の差は見られないが、動画には電子手ブレ補正がある。これをONにした場合は、動画の画角が若干狭くなるようだ。加えてスロー撮影ではさらに画角が狭くなる。
 
AFは、像面位相差AFとコントラストAFを、条件に応じて自動的に切りかえてピント合わせを行なう。またピント合わせの位置も、画面タッチで行なえるようになっており、フルサイズでも不安はない。
 
動画撮影時も被写体のフォローも可能だが、向かってくる被写体に関しては、時折マニュアルで被写体をタッチしてフォローさせなおす必要があった。ただ人の顔に対してはかなり敏感で、フレーム内に顔を見つけると、高速にピント合わせに行く様子が伺える。
 
一方で夜間の近距離撮影では、輝度や彩度の差が少ない事もあって、いったん逆方向にフォーカスが動いてから戻ってくるという動作になる事もあった。カスタムメニュー内の「動画」項目から「AF速度」と「AF追従感度」を設定できるので、ここを調整するといいだろう。
  
 手ブレ補正に関しては、ノーマルとスポーツ2タイプの補正モードがある。比較してみたが、歩く程度の補正であればノーマルのほうが良好のようだ。
 
手ブレ補正を含め多くの設定は、静止画と動画共通項目が多い。ただしメニューとしては分かれているため、動画撮影のための設定を変更するのに、静止画のメニューに入らなければならないといった矛楯があるものだ。
 
しかしZ 7の動画メニューUIでは、共通項目は静止画と同じでいいのか、それとも別の設定にするのかが選択できる。動画と静止画では別のセッティングが必要というケースは多いので、こうした設計は使いやすい。
 
スロー撮影は、解像度とフレームレートの階層の中に並んでいる。カメラの中にはスロー撮影だけ切り出して別メニューになっているものもあるが、ニコンのUIはまとめられるものは極力まとめていく傾向にあるようだ。そのため表層部の項目はそれほど多くないが、項目内に入ると設定が3ページも4ページも続く事になる。
 
例えばピクチャーコントロールは、一般的なピクチャーコントロールに加えて、強烈にエフェクトがかかるCreative Picture Controlもある。これも全部同じ項目に入っているので、項目内が5ページにも渡るメニューとなっている。同じ傾向の機能がまとめてあるので、初めて触る人でも迷いはないだろうが、後列の機能にアクセスする際には操作が煩雑になる。このあたりは良し悪しだろう。
 
■夜間にも強いセンサー
 
目視ではISO 6400ぐらいの場所である。シャッタースピードとの関係でフリッカーが出ているが、他機種でもこれで撮影しているため、ご容赦願いたい。フリッカーが出ないようにシャッタースピードを調整すれば、12800ぐらいまでは使えるのではないだろうか。
 
写真撮影時は、HDR撮影もできるようになっている。具体的には露出を変えて2枚の写真を撮影し、それを合成して良好なコントラストを得るという仕掛けだ。今回は普通の撮影と、HDR撮影とを比較してみた。
 
せっかくなので、FTZを使って新レンズとオールドレンズを比較してみた。元々フィルム時代からNikkorはシャープな写りが特徴だったが、それでもやはり新しいレンズのシャープさには敵わない。もう少し絞ればシャープさは出るだろうが、発色の深さとコントラストの高さは、さすがに新しいレンズに軍配があがる。
 
ただ、現在Zレンズのラインナップでは望遠がないので、135mmのFマウントレンズはかなり重宝した。動画サンプルの中にも何カットか有るが、あまりその差には気付かないのではないだろうか。
 
■総論
 
ニコンにはNikon 1というミラーレスが存在したが、これはどちらかというとミニサイズ一眼という位置づけであり、ハイエンドモデルではなかった。他社に比べれば、ミラーレスハイエンドの経験がほぼないのがニコンの弱点だと思われていたが、Z 7はその不安を払拭する出来で安心した。
 
ニコンは長年動画に弱いと言われてきたが、今回試した限りでは、なかなかいい絵が出ている。ハイエンドモデルだけあってボディにボタンも多いが、タッチ液晶の採用で触ればどうにかなるようにも作られており、上級者から中級者まで、楽しく、軽快に撮れるように設計されているのを感じた。
 
ミラーレス新時代を切り開く第1号機としては、十分な魅力を持ったカメラである。
 
(記事を一部引用しています)

 記事によれば、Nikon Z7は上手にまとめられた性能で、最初のハイエンドミラーレスとしては十分な魅力を持ったカメラと言えるそうです。

 様々な意見があるZ7ですが、確かにスポーツ撮影や動体の撮影など特定の状況で撮影がしにくい分野というものが存在すると思いますが、ポートレート、スナップ、風景、建物全景などを撮影するのには十分な性能があるように感じますね。

 レンズについては、やはりマウントアダプタを利用してのFマウント用レンズより、専用レンズを利用したほうが描写性能が高いということですが、こちらはS-Lineのレンズとの比較になりますので当然といえば当然なのかもしれません。廉価版のZマウントレンズがどのぐらいの品質なのか興味のあるところです。

 Z7は価格が高いといわれていますが、本命はオールラウンダーとしてのZ6であると考えると価格的には妥当のように思えますが、今後の廉価版の機種などもでてくると考えるとどのような機種になるのか楽しみなところですね。

 詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。


(記事元)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181017-00000023-impress-ind

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