EOS R5の発熱警告を簡単に回避する方法が発明される

・もしカメラが8k、4k HQ、4k 120p、4k 60pで撮影しオーバーヒートしたり、オーバーヒートの警告がでて、残り録画可能時間が0分になったときには、メインメニューを表示し、日付/時間のオプションを見つける。
・日付/時間を1日前に設定しokボタンを押す
・すぐにバッテリーの扉を開いて、バッテリーを抜く(できるだけ素早く)
・バッテリーを戻す。カメラの電源が戻り、完全な録画時間が表示される

(ファームウェア 1.0.0で動作)

(記事を一部引用して意訳しています)

簡単にEOS R5の動画録画時間を延ばす方法

EOS HDがEOS R5の録画可能時間を延ばす方法について報告しています。

記事によれば、オーバーヒートの問題を解決する方法として、カメラの日付をいじる方法が発見されたとしていますね。具体的には上記のようなやり方をすると録画時間を延ばすことができるようです。

このやり方が発見されるまでには、結構な長い時間がかかっています。まずは、EOS R5での8k動画の撮影可能時間について、かなり厳格にオーバーヒートが発生するという問題がネット上で拡散され、たったこれだけの時間しか連続撮影できないのか?という意見が出回りました。

その後、様々な解析のあと、実際には温度センサーの温度でオーバーヒートの警告を表示しているのではなく、単に利用時間だけでオーバーヒートの警告を出しているのではないか?という疑問にたどり着きます。

その後、内部メモリを保持するためのボタン電池を取り外すことで、この時間がリセットされることがわかり、メモリに記録されている撮影時間を元にオーバーヒートの警告を出しているのではないか?という疑問に変わります。

さらにリチウムイオンバッテリーの扉にセンサーがあり、扉を開けるとそのタイミングで、これまでの利用状況が内部メモりに保存されるということがわかりました。そのため、このセンサーが動作しないよう、ネジか何かを入れておいて、フタが空いたことをカメラに知らされないようにするということで、録画時間の延長が可能というところまで解析が進んでいました。

だったら日付を変えてしまえばいいじゃない?

このような、ちょっと前のスマホゲームや、据え置き型コンシューマーゲームの裏技的なことがカメラで行われていて、少しずつ解析が進んでいたわけですね。

なんでそこまでやるのか?ということが気になるわけですが、海外、特にアメリカでは動画の撮影需要がかなり高く、EOS R5の動画性能が気になっていたひとがかなり多かったため、ここまで大げさに話が広がり、そして様々なところで解決法が模索されていたというような状況なのだと思います。日本ではちょっと考えられないですよね。

というわけで最新のやり方では、オーバーヒートの解決方法として、オーバーヒートの警告がでたら日付を1日前に戻し、バッテリーを抜き、そして戻すということで解決するのだそうです。

なぜ、このような操作で録画時間が復活するのでしょうか?

たぶん、日付を変更し、すぐにバッテリーを抜く(電源スイッチをOFF/ONしない)ことで、内部時計の日付だけが書き換えられた情報のみが残るという状況になるのでしょうね。そして、改めて電池が挿入されると、各種メモリなどに記録された日付は現在の日付(1日前に設定変更する前の日付)として残っているので、内部時計の日付と矛盾が生じます。そのため、矛盾する日付のデータは採用されず破棄され、結果的に残りの録画可能時間も元に戻っているということなのかな?と想像しています。

以前のやり方よりはずいぶん簡単なやり方になりました。良いことではありますが、これはもちろん推奨されたやり方ではないので、これでカメラが壊れると完全に自己責任になるということも併せて記述しておきたいと思います。

しかし、本当にいろいろ試してみる人がいるものですね。ちょっと驚きです。

(記事元)https://www.eoshd.com/news/magic-lantern-users-create-practical-canon-eos-r5-overheating-timer-workaround/

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