シグマ キヤノンフルサイズ用RFレンズを2020年初旬に発表か?

最新の噂にると、シグマはキヤノンのフルサイズミラーレス用の新しいレンズを2020年の早い時期に発表するだろう。恐らく2020年のCP+ショーで。噂の情報筋はシグマはキヤノンRFレンズのロードマップに取り組んでいることを示唆している。もっと多くの情報を得られるだろう。情報が入り次第お届けする。

(記事を一部意訳しています)

シグマがRFマウントレンズを発売?

噂によればシグマがキヤノンのフルサイズミラーレス用のマウントであるRFマウントのレンズを発表するかもしれないようです。シグマはキヤノンのAPS-Cミラーレス用のマウントであるEF-Mマウントでもレンズの発売をしているので、RFマウントもEF-Mマウント同様にシグマから様々なレンズの発売が期待できるかもしれません。

気になるのはミラーレス専用設計なのか、既存の一眼レフ用の焼き直しなのかということですが、そのあたりは記述されていません。ですが、シグマはLマウント用の様々なレンズを開発していると思いますので、ひょっとしたらすべてミラーレス専用設計のレンズの可能性も考えられそうですね。

LマウントはEマウントに縛られることになる?

シグマがどのようなレンズ戦略を取ろうとしているのかはわかりませんが、もしミラーレス用レンズを全社のミラーレスカメラに取り付けることができるように設計しようとすると、マウントによって一定の縛りがでてくることになります。各社のマウントはフランジバック(マウント面からセンサーまでの距離)とマウント内径がそれぞれ異なりますので、すべてのミラーレスカメラで機能するようにレンズを設計しようとすると、それぞれのマウントの物理的な仕様に影響を受けることになりますね。

ではまずは各社のマウントについて記述してみます。

フルサイズミラーレス用マウント
・Zマウント フランジバック 16mm マウント径 55mm
・Eマウント フランジバック 18mm マウント径 46mm
・Lマウント フランジバック 20mm マウント径 51.6mm
・RFマウント フランジバック 20mm マウント径 54mm

(参考)
・EF-Mマウント(APS-C) フランジバック 18mm マウント径 47mm
・マイクロフォーサーズ(MFT) フランジバック 20mm マウント径 40mm

それぞれフランジバックが短いぶんには、既存の一眼レフ用のレンズにマウントアダプタを噛ませればミラーレスでも利用できるのと同様に、レンズの全長を長くすればいいだけなので、もし全社のミラーレスに対応できるレンズを作ろうと思った場合、フランジバックは最も長いLマウントやRFマウントの20mmにあわせて作る必要があります。さらにマウント径は、マウント径が大きいぶんには、鏡筒を太くすればいいですので、もし全社のミラーレスに対応できるレンズを作ろうと思った場合、最もマウント径の小さいEマウントの46mmにあわせて作る必要があります。

つまり、もし全社のミラーレスカメラに対応できるレンズを作ろうとした場合、フランジバック20mmでマウント径は46mmという仕様で機能するレンズを作る必要があるわけですね。こうなるとシグマは、最も長いフランジバックを選択しなければならず設計の自由度が狭まるし、最も小さいマウント径を選択しなければならず、こちらもやはり設計の自由度が狭まるという板挟みのような状況になってしまいます。

まあフランジバックの20mmというのはライカとキヤノンが選択した長さですから、それで問題がないということで設計されたマウントなので特に問題はないと思われますが、問題はEマウントの46mmというマウント径になるかもしれません(参考 ライカ 「ソニーEマウントはフルサイズ用にデザインされていない」)。

シグマはZマウント向けのレンズを発売するのか?

このようにすべてのミラーレスに対応しようとすると、最も悪い条件でレンズ設計を行わなければならないわけですが、経営的なことを考えて、あくまでシグマがすべてのミラーレス向けのレンズとして発売していくのか、それとも画質の劣化を考慮してソニーEマウント用とは別ラインでレンズ設計をしていくのかというところが気になるところですよね。たぶん、すべてのミラーレス用レンズとして設計していくと思うのですが、そうすると厳しい条件で設計しなければならないので、画質がどうなるのか気になるところです。ですが、既存のソニーのフルサイズミラーレス向けレンズはかなり良いレンズのようですので特に心配は要らないのかもしれません。

この中で最も有利なマウントはZマウントですね。フルサイズ用のマウントの中で最もフランジバックが短く、口径が大きいので、どのマウント用のレンズも装着して利用することができます。つまり、だのメーカ向けに作ったレンズもZマウントに取り付けることが可能になるわけですね。

なので、ニコンのZシリーズの本体が売れていれば、採算がとれるということで、シグマ、タムロンなどレンズのサードパーティーは容易に既存のレンズをZシリーズ用として販売できることになります。なのでZシリーズがどれだけ売れるかによると思いますが、Zマウント用のレンズも発売される可能性は高いと思います。

詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。

(記事元)http://thenewcamera.com/sigma-to-announce-canon-rf-mount-lenses-rumor/