ミラーレス市場も縮小?? 前年同期比-28%大幅減少 メーカの試練続く

ミラーレス市場も縮小?? 前年同期比-28%大幅減少 メーカの試練続く

BCNがデジカメ販売に関するデータを紹介しています。

2019年12月のミラーレス一眼シリーズ別販売台数ランキング

1 キヤノン EOS Kiss M 11.8%
2 ソニー α6400 10.9%
3 オリンパス PEN E-PL9 10.3%
4 ニコン Z 50 6.1%

(記事を一部引用しています)
(記事元)https://www.bcnretail.com/market/detail/20200109_153737.html

カメラ市場縮小が進む

BCNによると、2019年12月のミラーレスの販売台数は、前年同月比で72.0%となり、マイナス28%の大幅減少となったそうです。まさかの約3割減ということで市場の縮小が著しいことが明らかになりました。これはミラーレスのランキングですので、一眼レフの販売台数は含まれていません。唯一の成長市場はミラーレスと言われていたわけですが、残念ながらそのミラーレスの市場も次第に縮小し始めていることがわかると思います。

さらに2019年12月期のミラーレスのシリーズ別販売ランキングは上記のようになっています。記事元には10位までのランキングがありますので、すべてのランキングは記事元のリンクからご覧ください。そのランキングによると、シリーズ別ではEOS Kiss Mとα6400とPEN E-PL9がほぼ横並びで、それぞれ拮抗しているという感じになっているようです。

しかしそのカメラの機能と価格をみると、ちょっと違う状況が見えてくるように思えますね。それぞれの最安値をまとめてみます。

・EOS Kiss M ダブルズームキット 7万9800円
・α6400 ダブルズームキット 11万3500円
・PEN E-PL9 EZダブルズームキット 5万4801円

(価格.comによる)

このように価格がかなり異なることがわかります。それぞれの特徴からみると、α6400は高性能であることで価格が高くても売れていて、PEN E-PL9は恐らく価格が安いので販売台数が増えているのだと思います。EOS Kiss Mは価格とバランス、そしてキヤノンのKissシリーズであるというブランドなどの良いバランスで売れているというようなことが言えそうですね。

ちなみにZ 50のダブルズームキットの最安値は15万2800円で、かなり高い価格になっています。その価格のわりには、売れているほうということが言えるかもしれません。Nikon Z 50のシェアは残念ながら第4位でシェアは6.1%となっていますが、12月後半になってNikon Z 50が品薄状態になっていることから、なかなかシェアは伸ばしにくい状況になっていたのかな?と思いますね。なお、現在もZ 50のダブルズームキットの品薄は解消していません。価格.comで販売しているショップの29ショップのうち18ショップで在庫なしになっていて、さらに品薄状況が加速している状況です。

<<下に記事が続きます>>


カメラはほぼ満足できる性能に?

ちょっと前のカメラはまだまだ性能的に不十分で、画素数が低かったり、高感度耐性がなかったり、連写性能が低かったり、AFが遅かったりしました。そのため、新しいカメラの新製品が発売されるたびに、それらのいずれかが改善されていて、新しいカメラに買い直すと快適に利用できるよねというような状況が繰り返されていました。

ですが、最近のカメラはほとんど一般的な人が普通に撮影するにおいては必要十分以上の性能を持ってしまっています。もちろん新しいカメラには何かしらの最新機能や機能のアップデートがされていて、機能が向上し、使い勝手なども向上しています。ですが、基本的な撮影するという機能においては、ほぼ満足できるものになってしまっていて、多少の改善ぐらいならば高いお金を出して買い換えるまでもないかな?というような状況になってしまっていると思いますね。

こうなると例えばミラーレスを主軸にして販売しても、いちど一眼レフから移行するためにミラーレスを購入してしまえば、よほどのことがない限り買い換える必要がないというような状況になってしまっていると思いますね。

そうなるといくら成長市場のミラーレスとはいえ、ある程度の需要を満たしてしまえば買い換え需要は低いので、販売台数が縮小するのは当然と言えそうです。

カメラメーカにとっては厳しいと思いますが、このような製品だったら買い換えたい、新しいカメラが欲しいと思われるような製品作りをしていかないと今後は厳しいのかもしれませんね。

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