Coolpix B600受注一時停止 部品供給不足で 他のカメラも同じ問題が??

「COOLPIX B600」製品供給に関するお詫びとお知らせ
2020年12月23日 製品情報
平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。

このたび、「COOLPIX B600」におきまして、現在外部協力会社からの部品供給に遅延が生じており、12月24日(木)以降、ご注文の受付を一時停止することにいたしました。
また、すでにご注文いただいているお客様への商品のお届けにつきましては、お時間をいただくことになります。

お客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。

お届け時期の目途、並びに受注の再開時期に関しては、部品供給の状況を見ながら検討し、確定次第改めてお知らせさせていただきます。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

以上

(記事元)https://www.nikon-image.com/products/info/2020/1223.html

Coolpix B600の受注を中止

ニコンがCoolpix B600の受注を中止することを公式に発表しました。

プレスリリースによれば、Coolpix B600の受注停止の理由は、外部協力会社からの部品供給の遅延が生じているからとしています。たぶんですが、当サイトを継続してご覧の皆様はもうお気づきかと思いますが、たぶん旭化成マイクロシステムの工場火災が原因になっている可能性が高いと思われますね。

以下が、その火事に関する報道です。

旭化成の半導体工場火災、スマホ供給網に影響
旭化成の子会社で半導体製造を手がけていた旭化成マイクロシステム㈱延岡事業所(宮崎県延岡市)で、10月20日に工場火災が発生した。消火活動が難航し、4日経過した24日にようやく鎮火した。

今後スマートフォンをはじめとするサプライチェーン全体に影響が出る恐れがある。

火事が発生した工場は旭化成の半導体事業において、前工程拠点としての役割を持つ。6インチおよび8インチウエハーで構成されており、月産能力はそれぞれ1.2万枚程度を保有するとみられる。シリコンベースのIC製品などを生産する。

旭化成グループで半導体事業を手がける旭化成エレクトロニクスは、存在感のあるアナログICや化合物半導体技術をベースに事業領域の拡大を目指している。

同社半導体事業は、スマホと車載オーディオ向けを中心に展開。スマホ向けでは電子コンパス、カメラモジュールのオートフォーカスや手ぶれ補正用磁気センサーが代表製品だ。

車載オーディオ向けでは高精度A/D・D/Aコンバーター、ハンズフリー向けの音声処理DSP内蔵LSI、高音質を実現するノイズキャンセラーなど、高級オーディオ向けを得意とする。

(引用)https://news.yahoo.co.jp/articles/b72f1182d5580c1a87c5901350b3aaa3515b24aa

ちょっと前ですと、中国工場のサプライチェーンが新型コロナウィルスの影響を受けたからという可能性もあったと思うのですが、今は中国からの部品や製品の供給はほぼ元に戻っている状況のようですので、上記の旭化成の工場が影響している可能性が高いように思えます。

他の製品にも影響が?

今回はCoolpix B600というネオイチスタイルのカメラの受注を中止するということですが、現在の製品の供給状況はどのようになっているのでしょうか?価格.comで調査したところ、以下のようになっています。

・Coolpix B600の販売ショップ数 34ショップ中14ショップが販売中(20ショップが在庫なし)

ということで、在庫なしのショップが過半数以上になっているということがわかります。それでは他のカメラではどのようになっているでしょうか?

・Coolpix W150 102ショップ中55ショップが販売中(47ショップで在庫なし)
・Coolpix P950 51ショップ中38ショップが販売中(13ショップで在庫なし)
・Coolpix W300 39ショップ中27ショップが販売中(12ショップで在庫なし)
・Coolpix P1000 50ショップ中31ショップが販売中(19ショップで在庫なし)

こうしてみるとコンデジの販売ショップ数がかなり少なくなっていることがわかります。在庫なしのショップが増えてきているような感じのようです。Coolpix B600のように販売数ショップが減って、在庫なしのショップのほうの数が大きくなっているというほどではありませんが、ひょっとしたら、こちらも影響がでている可能性も高そうです。

では、ミラーレス、一眼レフではどうでしょうか?

・Z 7IIボディ 25ショップ中15ショップが販売中(10ショップで在庫なし)
・Z 6IIボディ 21ショップ中6ショップが販売中(15ショップで在庫なし)
・D5600ダブルズーム 29ショップ中22ショップが販売中(7ショップで在庫なし)
・Z 50ダブルズーム 49ショップ中43ショップが販売中(6ショップで在庫なし)
・D780ボディ 32ショップ中26ショップが販売中(6ショップで在庫なし)

このようにみると、D5600、Z 50、D780は販売しているショップがかなり多く、特に供給に問題が生じていないことがわかります。ですが、Z 6IIとZ 7IIは販売ショップ数も少ないばかりか、販売しているショップも少なくなっているような状況です。Nikon Z 7IIについては、ヨドバシカメラのランキング記事で製品の供給不足があることが明らかになっています。なので、ひょっとしたら、同様の部品の供給に問題が発生している可能性も考えられそうです。また、同様にZ 6IIについても販売ショップが少ないばかりか、在庫のあるショップも激減していることから、同様の問題を抱えている可能性が考えられます。Z 6IIがランキング上位に入ってこない理由は、ここにあるかもしれませんね。

せっかく売りたいのに売れないという状況になると、カメラメーカにとってはかなり問題になる可能性があるのでちょっと心配になりますね。

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